渋野日向子、6月まで米ツアー専念 週明け渡米で「6月末まで帰れない想定」

2021年03月27日 05:30

ゴルフ

渋野日向子、6月まで米ツアー専念 週明け渡米で「6月末まで帰れない想定」
<アクサレディース・初日>1番、ギャラリーが見つめる中、河本結(中央左)と同組でラウンドする渋野日向子(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー アクサ・レディース第1日 ( 2021年3月26日    宮崎県 UMKCC=6568ヤード、パー72 )】 渡米前最後の試合となる渋野日向子(22=サントリー)は4バーディー、1ボギーの69で回り、2週連続優勝を狙う小祝さくら(22=ニトリ)らとともに首位と4打差の14位で発進した。ホールアウト後には6月末まで米ツアーに専念する意向を表明した。ツアー3勝の稲見萌寧(21=都築電気)が7バーディー、ボギーなしの65で単独首位に立った。
 連続バーディーフィニッシュで順位を上げた渋野は「17、18番で(バーディーが)取れてポンポンと上に上がれたのでひと安心」と頬を緩めた。前半はショットが乱れ、アプローチやパットでしのいだが、10番のバーディーでリズムをつかみ「だんだんいいなと思うショットが打てる率が上がった」と復調した。

 週明けに渡米し、米ツアーに主戦場を移す。会見では「6月末まで帰れない想定。ロッテ(選手権)が決まり、タイ、シンガポールにも行く」と話した。ANAインスピレーション、ロッテ選手権、HSBC女子世界選手権の出場が決定。ホンダLPGAにも参戦の意向。その後も帰国せずメジャーの全米女子オープン、全米女子プロ選手権に備える。

 8月には東京五輪もあるが「米ツアーにいっぱい出てポイントを稼ぐことで来年の米ツアーの出場権が得られる。五輪は通過点」と米ツアーの来季出場権確保を優先する。

 3試合ぶりに有観客で実施されている今大会が終われば、しばらく国内ツアーでプレーすることはない。渋野は「明日以降もっといいショットを打てるようにしたい」と週末に向けて決意を示した。

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