松山 初Vへ「マネジメントと忍耐力」8日開幕、10度目マスターズへ好感触
2021年04月08日 05:30
ゴルフ

30位に終わった先週のテキサス・オープン最終日はティーショットの精度を欠いたが、この日は次々とフェアウエーを捉えた。
インタビューでは「とてもいい状態にはなってきていると思うので、今週は楽しみ」と好感触を口にした。今年からコーチに迎えた目沢秀憲氏(30)も現地入りし、サポート態勢を整えて初日のティーオフを迎える。
コロナ禍で昨年11月に開催された前回大会は13位。4月開催に戻り、昨秋は軟らかめだったグリーンは硬さ、速さを増す。「全然コースコンディションが違う。グリーンがタフなので、マネジメントと忍耐力が凄く大事になる」と攻略ポイントを挙げた。
「日本は朝だったので早く起きてずっと(テレビで)見ていた」という子供の頃からの憧れの舞台。初出場の11年は27位に入ってベストアマチュアに輝いた。プロ転向後も15、16年に2年連続トップ10入り。過去9回でトップ20入り5回、予選落ちは1度だけと聖地との相性は抜群。「いいことも悪いこともこのコースではいっぱい経験してきた。今年はいいプレーができるように頑張りたい」と意気込みを口にした。
2年ぶりにパトロン(観客)が入る。この日、16番パー3では「水切りショット」を披露し喝采を浴びた。松山は「パトロンがいるといない(の違い)というのは感じている。楽しみな1週間になる」とうなずいた。