非公表だったタイガー・ウッズの自動車事故原因が速度超過と判明 制限速度の倍で走行

2021年04月08日 13:14

ゴルフ

非公表だったタイガー・ウッズの自動車事故原因が速度超過と判明 制限速度の倍で走行
タイガー・ウッズ(AP) Photo By AP
 男子ゴルフの米ツアー通算82勝を誇るタイガー・ウッズ(45)が重傷を負った2月の自動車事故について地元捜査当局は7日、ウッズが制限速度を大幅に上回る推定時速135~140キロで走行していたことが事故につながったとの捜査結果を公表した。米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の現場の制限速度は時速約72キロだった。
 ロサンゼルス郡保安官事務所は車両のデータを解析し、中央分離帯にぶつかった際の速度を時速135~140キロと推定。ブレーキをかけた形跡はなく、ウッズが誤ってアクセルを踏んだ可能性があるとの見方を示した。会見した保安官は「安全ではない速度で運転し、カーブを曲がりきれなかったことが事故の主な原因だ」と明言。飲酒や薬物などによる機能障害の兆候がなかったとも強調した。なお、当局は31日の時点では「プライバシーの問題がある」としてウッズ側の許可がなければ公表できないとしていた。

 ウッズは現在、フロリダ州の自宅で療養中。7日に自身の公式ツイッターを更新し、「非常に困難な時に多大な支援や励ましを与えてくれた皆さんに感謝する」との声明を発表した。8日に開幕する海外メジャー、マスターズの会場で6日に行われた会見では、ウッズの自宅を訪れたというロリー・マキロイ(英国)が「事故の車の映像から想像するよりも元気になっていた」と近況を明かし、毎年ともに練習を行うなど家族ぐるみで親交のあるジャスティン・トーマス(米国)が「一緒に練習ラウンドができないことを残念がっていたよ」などと語っていた。

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