池江に聞く 五輪へ「これからの記録に期待できるレースできた」「課題見つかり楽しみ」

2021年04月11日 05:30

競泳

池江に聞く 五輪へ「これからの記録に期待できるレースできた」「課題見つかり楽しみ」
女子50㍍自由形決勝で力泳する池江。左は2位の大本、右は3位の五十嵐 Photo By 共同
 【競泳日本選手権兼東京五輪代表選考会最終日 ( 2021年4月10日    東京アクアティクスセンター )】 【池江と一問一答】
 ――4冠を達成した。
 「一番は50メートルバタフライで優勝をすることを目標にしていた。他の種目は正直、優勝を狙っていなかった。100メートル(の種目)を6レース泳いだ後は疲れが思った以上にきていて、最後までやるのは厳しいかなと思った。最終日まで突っ走ることができて良かった」

 ――50メートルバタフライ決勝は力を温存した?
 「いきすぎたら50メートル自由形にダメージがくると思ったので、余力を残しつつ全力でいった感じ。タイムは良く、力まないで泳ぐことができたのが良かったと思った。50メートル自由形も力んだら負けると思い、スタート台で構えている時も自分に“力むな”と言い聞かせた。最後10メートルは酸素が回らなくて体が動かなかったが、差されないように最後まで気を抜かずに泳いだ」

 ――8日間で11レースを泳ぎ切った。
 「復帰後の大会では多くても2日で4レースしか泳いでいなかった。準決勝もありハイレベルなタイムで泳がないといけないプレッシャーもあったが、勝つことができてうれしい。これから疲れがどっとくると思うが、今はうれしさが勝っている」

 ――東京五輪へ向けて。
 「リレーがメインになってくると思うので、全力でチームに貢献したい。(今大会で)これからの記録に、期待できるレースができた。どんどんタイムを上げていくための課題も見つかったので、楽しみにして練習を積んでいきたい」

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