流血何の!張本智和が初戦突破 男子単の日本人五輪最年少勝利を更新

2021年07月26日 17:36

卓球

流血何の!張本智和が初戦突破 男子単の日本人五輪最年少勝利を更新
男子シングルス3回戦、香港選手に勝利した張本智和(AP) Photo By AP
 【東京五輪第4日 卓球男子シングルス3回戦 ( 2021年7月26日    東京体育館 )】 第3シードの張本智和(18=木下グループ)が林兆恒(リンチョウコウ、香港=24)を4―1で下し、初めての五輪で初戦突破を決めた。この勝利で18年北京五輪で水谷隼(32=木下グループ)が記録した19歳72日の男子シングルス日本人五輪最年少勝利を更新。あす27日に行われる4回戦に駒を進めた。
 第1ゲームは相手のナックルサーブに苦しみながら激しい打ち合いを11―9で制した。第2ゲーム途中で右手中指のつけ根から流血するアクシデントもあったが、4連続ポイントを含む猛攻で逆転。第3ゲームは落としたものの、終盤の第4、5ゲームは世界ランキング4位の貫禄を見せつけた。

 張本は東日本大震災から10年を迎えた宮城県仙台市出身。「自分にとっては東日本大震災から10年というタイミングの復興五輪。被災された方々に元気なプレーをお見せできたら」と夢の金メダルへ、まずは初戦を乗り越えた。

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