4大会連続出場の入江陵介「ただただ悔しい」100分の1秒差で準決勝敗退 男子100メートル背泳ぎ 

2021年07月26日 11:42

競泳

4大会連続出場の入江陵介「ただただ悔しい」100分の1秒差で準決勝敗退 男子100メートル背泳ぎ 
<東京五輪 競泳 男子100メートル背泳ぎ準決勝>2組5位で決勝進出を逃した入江陵介(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【東京五輪第4日 競泳男子100メートル背泳ぎ準決勝 ( 2021年7月26日    東京アクアティクスセンター )】 競泳日本代表の入江陵介(31=イトマン東進)が26日の男子100メートル準決勝に出場。27日午前の決勝進出はならなかった。
 準決勝2組では53秒21で5位。53秒20までの選手が決勝に進出し、わずか100分の1秒差で決勝進出を逃した。「タイム落としてしまって非常に残念。(前日の疲れ)目に見えないものあったと思う。ただただ悔しい」と唇をかんだ。「スタンドから仲間が応援してくれましたし、本当にたくさんの方が応援してくださっている。まだ200があるので切り替えて頑張りたい。しっかり決勝進出できるよう集中してやりたい」と切り替えた。

 26日の予選では5組で52秒99をマークして、この組4位。全体では5位で準決勝に進んでいた。「久しぶりに52秒台でたので良かったと思うが、まだこのタイムでは戦えない。予選を通過したので、明日の朝が本当に大事になる。しっかりとリカバリーして、油断なく、1レース、1レース、大切にやっていきたいと思います」と話していた。

 北島康介、松田丈志に並ぶ日本勢最多の4大会連続五輪出場の入江は12年ロンドン五輪で100メートルで銅メダルを獲得。体重は16年リオ五輪より約3キロ、ロンドン五輪からは約7キロ増。スタート、ターン直後の速度は確実に増しており「過去と比べる部分もあるが、今は今の強さがある。リオの時よりは調子がいい。世界には僕より速い選手がたくさんいるので、ワクワクしている」と慣れ親しんだ五輪の舞台。200メートルに全てを懸ける。

 ◆入江 陵介(いりえ・りょうすけ)1990年(平2)1月24日生まれ、大阪府出身の31歳。男子背泳ぎの第一人者。五輪は08年北京大会から出場し、12年ロンドン大会200メートルで銀、100メートルで銅メダルを獲得。大阪・近大付高、近大出、イトマン東進。1メートル78、67キロ。

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