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東京SGの尾崎兄弟が同時出場 兄・晟也はゲーム主将、弟・泰雅はデビュー戦でトライ

2022年03月20日 18:34

ラグビー

東京SGの尾崎兄弟が同時出場 兄・晟也はゲーム主将、弟・泰雅はデビュー戦でトライ
リーグワンのマッチボール Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン第10節最終日   東京SG 69―29(前半41―7)浦安 ( 2022年3月20日    秩父宮 )】 大勝で首位をキープした東京SG(旧サントリー)で、日本代表のFB尾崎晟也(26)とCTB尾崎泰雅(23)の兄弟が同時出場を果たした。
 背番号15で先発した尾崎晟は公式戦では初体験というゲーム主将を務めてフル出場した。ミルトン・ヘイグ監督によると、CTB中村亮土主将が今週前半に食中毒になった影響でコンディションが整わずに欠場。代わりに尾崎晟がゲーム主将に指名され、前節までFBだったマッケンジーがSOに入るなどメンバーが変わったチームを勝利に導いた。尾崎晟自身は前半28分、自陣からカウンターを仕掛けて抜け出し、CTB森谷圭介のトライをアシスト。規律が乱れて相手の反撃を許した後半を反省しながらも、「空いているスペースへのコミュニケーションが凄くよかった。フェーズ中もスペースがしっかり見えて、そこへボールを運べた」と攻撃に満足感を示した。

 加入2年目の弟・尾崎泰はこの試合が東京SGでのデビュー戦だった。背番号23でリザーブに入り、後半4分からピッチに登場。同40分に初トライを挙げると、真っ先に駆け寄ってきた兄に「ナイストライ」と祝福された。兄は「一緒にプレーすることがなかったので、単純にうれしかった。そろって親に迷惑をかけたので、一緒にピッチに立って少しでも親孝行ができたのでは」と話した。同期に比べてデビューが遅れた弟は「諦めずにコツコツやってきた成果が出た。(メンバー入りを聞いて)驚きの方が大きかったけど、すぐに切り替えてやれることをやろう、全力で楽しもうと思っていた」と笑顔を見せ、「(兄には)大学の頃からご飯に連れていってもらっている。今もそう」と明かした。

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