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ウクライナ出身の序二段・安青錦がデビュー無敗の13連勝 同部屋の序ノ口・安響と「一緒に優勝したい」

2024年01月24日 14:50

相撲

ウクライナ出身の序二段・安青錦がデビュー無敗の13連勝 同部屋の序ノ口・安響と「一緒に優勝したい」
<初場所11日目>勝ち名乗りを受ける安青錦(撮影・久冨木 修)  Photo By スポニチ
 【大相撲初場所11日目 ( 2024年1月24日    東京・両国国技館 )】 東序二段10枚目のウクライナ出身・安青錦(あおにしき、19=安治川部屋)が東三段目70枚目の肥後ノ海(24=木瀬部屋)との全勝対決を制して6連勝と星を伸ばした。
 立ち合い低く当たると、たまらず引いてきた相手についていって押し出し。幕下上位経験のある実力者を圧倒した。「まず当たることを考えた。強い相手とやると自分の相撲を取れるので」。序ノ口優勝した先場所から続くデビュー以来の連勝を13に伸ばした。

 今場所からまげを結って土俵に上がっている。初めて結ったのは12月下旬。「ざんばら髪の時は銭湯に行っても“何のスポーツやってるの?”とかよく聞かれていたけど、まげを結ってからはすぐ分かってもらえるようになった。前はラグビーかアメフトに間違われていた」と笑い、力士の“象徴”を実感していた。

 今場所は師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)が体調不良で審判部の仕事を休んでいる。弟弟子の安響(あんひびき、18=安治川部屋)が序ノ口でただ一人6戦全勝としており、序ノ口序二段ダブル優勝の可能性も高い。「自分たちが土俵の上で頑張れば元気になってもらえる。一緒に優勝したい」と意気込んだ。

 序二段の全勝は、安青錦と東16枚目の最上桜(18=式秀部屋)、西74枚目の千代大光(22=九重部屋)の3人に。13日目の割次第では、優勝決定戦にもつれ込む可能性もある。

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