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東海大大阪仰星・西岡 男子100m優勝も400mリレーはトラブルで7位

2024年06月14日 18:35

陸上

東海大大阪仰星・西岡 男子100m優勝も400mリレーはトラブルで7位
男子100メートルを10秒21で制した東海大大阪仰星の西岡 Photo By スポニチ
 【陸上・全国高校総体近畿地区予選会第2日 ( 2024年6月14日    ヤンマースタジアム長居 )】 男子100メートルは東海大大阪仰星の西岡尚樹(3年)が10秒21で優勝した。桐生祥秀の大会記録10秒17に0秒04迫る快記録だった。もともとスタートに自信がある西岡は「鍛えていたスタートがハマった。それでも99メートルまでは負けるかもと思って走っていました」と振り返る。2着だったアブラハム・光オシナチ(東大阪大柏原)は前回大会で負けている。「彼に勝つために追い込んできた」ことに間違いはなく、西岡本人が驚く好記録で優勝を果たした。
 この日の最終種目は400メートルリレーで西岡はアンカーで待っていた。東海大大阪仰星が準決勝で出した39秒48は大会レコードだっただけに、西岡にとっては2冠がかかるレースだった。ところが…。

 東海大大阪仰星は2走と3走のバトンを渡すタイミングがずれて3走が転倒してしまう。西岡にバトンが渡ったときには大きな差がついた後で7着に沈んだ。7着では全国高校総体に出られない。リレー競技の怖さを身をもって体験することになった。

 「400(リレー)、出たかったんですけどね」と西岡は正直に話す。仲間の速さは誰よりも分かっている。「10秒21を出せたので、インターハイでの優勝も視野に入ってきた。次は10秒1台という目標を持って」と西岡はリレーメンバーの分まで走りきることを誓っていた。

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