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欧勝馬が夏場所に続いて11日目で勝ち越し はたき込み以外の白星は7日ぶり「前に出て勝ちたい」

2024年09月19日 07:15

相撲

欧勝馬が夏場所に続いて11日目で勝ち越し はたき込み以外の白星は7日ぶり「前に出て勝ちたい」
<大相撲秋場所11日目>明生(手前)を上手投げで破る欧勝馬(撮影・松永 柊斗) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所11日目 ( 2024年9月18日    東京・両国国技館 )】 西前頭9枚目の欧勝馬(27=鳴戸部屋)が明生(29=立浪部屋)を破って勝ち越しを決めた。3敗勢で唯一白星を挙げ、数字上では優勝争いにも残った。
 今場所初めて幕内後半戦の土俵に登場して明生と対戦。立ち合い当たりながら左へ動き、右四つに組み止めて前に出ながら左上手投げを決めた。新入幕だった夏場所に続き、11日目で早くも勝ち越し。「8番では(番付が)そんなに上がらないのであと2番、できれば4番勝ちたい」とさらなる星の上積みを見据えた。

 今場所5日目以降の白星は、決まり手が全て「はたき込み」。前に出る相撲を理想としており、勝っても相撲内容を反省する日々だった。押し出しで勝った4日目以来、7日ぶりに「はたき込み」以外の決まり手で白星。「そういう意味でもよかったです」と笑顔を見せ「できれば前に出て足を出して勝ちたい。上(の番付の力士)と当たると、今の相撲では通用しない」と課題も挙げた。

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