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【リーグワン】三重、主な活動拠点を鈴鹿市から栃木県宇都宮市に移転 前田GM「最も大きな出来事」

2024年09月19日 12:34

ラグビー

 ラグビー・リーグワン1部の三重は19日、主な活動拠点を三重県鈴鹿市から栃木県宇都宮市に移転することを決定したと発表した。
 拠点の移転時期は26―27年シーズンを目指すという。主なスタジアムは栃木県グリーンスタジアムとなる。

 三重ホンダヒートは1961年に鈴鹿製作所のクラブとして創設され、60年以上にわたって三重県鈴鹿市を中心に活動を展開してきた。昨年、チーム活動の一層の強化とファン拡大を目指し、チームの所属をHonda本社(東京都港区)に変更した。

 「3年後日本一」を目指して継続的にチームの強化を図る中、活動拠点の移転を通じ、より幅広い方々に三重ホンダヒートがチャレンジする姿を届けるという。また、発祥の地である三重県においては、活動拠点の移転後も凱旋試合を含むラグビーを通じた地域交流を継続していく。

 三重の前田芳人GMは以下のようにコメントした。

 「三重ホンダヒートファン、関係者の皆様

 日頃より、三重ホンダヒートへのご声援とご支援を賜りありがとうございます。この度、2026―27シーズンを目途に長年活動の場としてきた三重県鈴鹿市を離れ、栃木県にチームの活動拠点を移転する運びとなりました。

 1961年に鈴鹿製作所で誕生してから多くの方々のお力添えを頂き、今年で63年目を迎える歴史あるチームに成長して参りました。今回の決断は、過去を振り返ってもチーム史上最も大きな出来事であると認識しております。

 リーグワン所属のラグビーチームは、企業のスポーツクラブという枠組みを超え、より事業性や収益・地域社会貢献・企業 PR などが求められる時代となり、今後継続的・発展的にチームが力を発揮するために、栃木県への移転を決めた次第です。

 チームの活動拠点は変わるものの、移転後も三重県内での試合・普及イベント・社会貢献活動などを続けていく予定です。引き続き、『最も強く、最も尊敬され、最も愛されるチーム』を目指し精進して参ります。

 三重ホンダヒートへの変わらぬご声援のほど、宜しくお願い致します」

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