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2度目Vの大の里 千秋楽は阿炎との“関脇対決”敗れ黒星も…34勝の戦いぶりに場内拍手

2024年09月22日 17:15

相撲

2度目Vの大の里 千秋楽は阿炎との“関脇対決”敗れ黒星も…34勝の戦いぶりに場内拍手
<大相撲秋場所千秋楽>阿炎(上)に引き落としで敗れる大の里(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所千秋楽 ( 2024年9月22日    両国国技館 )】 大相撲秋場所は22日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われた。前日に2場所ぶり2度目の優勝を決めた関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)は関脇・阿炎(30=錣山部屋)に突き落とされ痛恨の黒星。13勝2敗で締めくくった。
 それでも今場所は平戸海や琴桜ら対戦成績で負け越していた苦手を次々に克服。14日目に対戦した大関・豊昇龍には不戦勝を除いて過去3戦全敗だったが、優勝が懸かった大一番で最大の難敵をついに破り、千秋楽を待たずして2度目の優勝を手にした。

 大関昇進目安の3場所合計33勝を上回る34勝で今場所を戦い抜いた大の里に場内からは大きな拍手がおくられた。審判部が昇進を諮る臨時理事会の招集を八角理事長に要請し、大の里の初土俵から所要9場所での史上最速大関昇進が事実上決まった。

 結びの一番では豊昇龍と琴桜の大関対決。豊昇龍が押し出しで勝ち、ともに8勝7敗の成績となった。

 3敗勢は関脇・霧島が大栄翔を力強く突き出して勝利。平幕・若隆景も高安を押し出して12勝目を挙げ、最後まで3敗を死守した。錦木は美ノ海に押し出され、4敗で締めくくった。

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