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王鵬は新三役に近づく9勝目 正代を寄り倒す

2024年09月22日 17:17

相撲

王鵬は新三役に近づく9勝目 正代を寄り倒す
<大相撲秋場所千秋楽>正代を寄り倒す王鵬(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所千秋楽 ( 2024年9月22日    両国国技館 )】 自己最高位の西前頭2枚目で奮闘している王鵬(24=大嶽部屋)は、大関経験者で東前頭4枚目の正代(32=時津風部屋)を寄り倒し、9勝6敗で終えた。次の九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)で新三役昇進を期待できそうな状況だ。
 仕切り線から少し下がって手を置く正代に対し、王鵬は踏み込んで左おっつけ。攻め込みながら左を差し、次いで右上手をつかんだ。右上手を離さず圧力を加え続けて寄り倒した。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「王鵬はうまく当たって、おっつけもいい。今日は右上手1本だったけど、左(下手)も取って差した方に寄っていければ基本通りで、もっと良かった。でも腰を低くしながら前に出ているのは良かった。詰めの良さが勝因です」と指摘した。

 今場所の王鵬は5、6日目に大関の琴桜、豊昇龍を連破したのをはじめ、貴景勝、大栄翔の役力士にも勝って自己最高位で9勝に到達した。

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