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尊富士が13勝目を挙げ幕内復帰確実に!「また相撲界を盛り上げられれば」“大尊時代”到来の予感

2024年09月23日 07:02

相撲

尊富士が13勝目を挙げ幕内復帰確実に!「また相撲界を盛り上げられれば」“大尊時代”到来の予感
<大相撲秋場所千秋楽>時疾風(左)を寄り切りで破る尊富士(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所千秋楽 ( 東京・両国国技館 )】 前日に十両優勝を決めた尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)が時疾風(28=時津風部屋)を下して13勝2敗で今場所を取り終えた。
 立ち合い鋭く当たって左おっつけで前に出ながら左上手を取って一気の寄り。持ち味の速攻で快勝し、新入幕優勝した春場所以来3場所ぶりに初日から出場した15日間を締めくくった。新十両だった初場所、新入幕だった春場所、そして今場所。15日間出場した場所は全て13勝2敗という驚異的な記録も残した。

 西十両11枚目で13勝を挙げ、来場所の幕内復帰が確実に。「まだ先があるから、もっと稽古してもっと強くなりたい」とさらなる高みを見据えた。「次に向けて課題もあるのでしっかり修正して、また一から良い相撲を取って相撲界を盛り上げられれば」。来場所、再び幕内の土俵で暴れ回る姿が見られそうだ。

 幕内では、学生時代からしのぎを削ってきた1学年下の大の里(24=二所ノ関部屋)が優勝して新大関昇進へ。春場所ではその大の里との優勝争いを制しているが「それは過去の話」として「すごい方なので尊敬しています」と敬意を払った。今年ここまで5場所の幕内優勝力士は、横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)と大の里、尊富士の3人。横綱が圧倒的な強さを示す場所と、角界の新時代を担う若手が輝く場所が続いている。大の里と尊富士が角界をけん引する“大尊時代”が近い将来訪れそうだ。

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