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十両8枚目の朝紅龍が新入幕に望みつなぐ11勝!「後味悪いですね…」反則勝ちに複雑な表情

2024年09月23日 07:05

相撲

十両8枚目の朝紅龍が新入幕に望みつなぐ11勝!「後味悪いですね…」反則勝ちに複雑な表情
<大相撲秋場所千秋楽>朝紅龍(右)の髷をつかみ反則負けとなる東白龍(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所千秋楽 ( 東京・両国国技館 )】 東十両8枚目の朝紅龍(25=高砂部屋)が11勝目を挙げた。東十両10枚目の東白龍(28=玉ノ井部屋)と対戦。はたき込みで敗れたかと思われたが、東白龍にまげを引っ張られており反則勝ちとなった。
 軍配は東白龍に上がったが、まげつかみがあったことは両者ともに気付いていた。朝紅龍は「がっつり引っ張られていました。なんか後味悪いですね…普通に勝ちたかった」と複雑な表情。はたき込みを得意とする東白龍は、通算4度目の反則負けとなった。

 幕内と十両の入れ替えは、輝、白熊、北の若の3人の陥落が確実な状況。引退の貴景勝の枠も含め、少なくとも4人は十両から幕内に昇進できる。東十両筆頭で10勝5敗の千代翔馬(33=九重部屋)、東十両2枚目で9勝6敗の時疾風(28=時津風部屋)、西十両11枚目で13勝2敗の尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)の再入幕と、西十両2枚目で9勝6敗の獅司(27=雷部屋)の新入幕は確定的。そこに加えて西前頭12枚目で4勝11敗の金峰山(27=木瀬部屋)が十両転落となれば、もう一枠空いて朝紅龍の新入幕も実現しそうだ。

 これについて朝紅龍は「運が良ければという感じ。そこはあまり期待してない」と泰然自若。10月28日の九州場所番付発表を待つこととなる。

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