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平田憲聖 逆転V 23歳301日で年間4勝 遼、松山に次ぐ3番目年少記録

2024年09月23日 04:41

ゴルフ

平田憲聖 逆転V 23歳301日で年間4勝 遼、松山に次ぐ3番目年少記録
<パナソニックOP最終日>3番ホールでの清水大成(左)と平田憲聖(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー パナソニック・オープン最終日 ( 2024年9月22日    兵庫県 有馬ロイヤルGC=7100ヤード、パー72 )】 首位と2打差の2位から出た平田憲聖(23=ELECOM)が7バーディー、ボギーなしの65をマークし、逆転でツアー通算6勝目を飾った。23歳301日での年間4勝達成は、石川遼(18歳17日)、松山英樹(21歳279日)に次ぐ歴代3番目の年少記録となった。23年ぶり史上5人目となる月間3勝も達成し、年間獲得賞金は1億円を突破。賞金王に向けて、また一歩前進した。
 首位に立った平田は強かった。9番で1・5メートルのバーディーパットを沈め、首位を捉えると、そこから4連続バーディー。一気に後続を突き放した。14番パー3では1・5メートルにつける「100点満点」のショットを見せ、15番でも伸ばした。隙を見せない強さで、9月は月間3勝を達成。憧れの石川遼からウオーターシャワーで祝福を受け、喜びをかみしめた。

 「僕は遼さん世代で、活躍しているのをずっと見ていた。何回祝福してもらっても感慨深い気持ちになります」

 中島啓太、蝉川泰果らと同じ2000年度生まれのミレニアム世代。昨季2勝を挙げ、賞金ランク6位に食い込むと、今季はこれで年間4勝に到達。大阪府吹田市出身の23歳は地元関西で誇らしげに優勝トロフィーを掲げた。

 今季も残すところ7戦。賞金ランクで2位に約3400万円差をつけて首位を走る。「絶対にそこは目標だし、今後も優勝を重ねて賞金王になれるように頑張りたい」と力強く言った。 

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