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若隆景の1年半ぶり三役復帰か、王鵬の新三役昇進か…25日に九州場所番付編成会議、来月末に発表

2024年09月24日 09:51

相撲

若隆景の1年半ぶり三役復帰か、王鵬の新三役昇進か…25日に九州場所番付編成会議、来月末に発表
若隆景 Photo By スポニチ
 大相撲秋場所が22日に千秋楽を迎えた。25日には九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の番付編成会議が開かれ、来月28日に正式に発表される。
 東前頭7枚目で12勝を挙げて殊勲賞を受賞した若隆景(29=荒汐部屋)が、1年半ぶりの三役復帰へ大きく前進した。右膝前十字靱帯断裂の大ケガから1年半。幕下転落も経て再び戻って来た幕内の土俵で、名古屋場所の11勝に続いて大勝ち。秋場所では優勝した関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)をもろ差しからのしぶとい相撲で破り、完全復活を印象づけた。

 兄の若元春(30=荒汐部屋)は西前頭3枚目で11勝を挙げており、来場所の三役復帰は確実。若隆景も上がれば、昨年夏場所以来9場所ぶりに兄弟同時三役が復活する。

 西前頭2枚目で9勝を挙げた王鵬(24=大嶽部屋)の新三役昇進も可能性は十分にある。星数の計算上では若隆景の方が上の番付となるが、上位総当たりの番付で9勝したことや、三役の座を争う一番となった千秋楽の正代戦を制したことを踏まえればこちらが優先される場合もある。

 祖父は元横綱・大鵬、父は元関脇・貴闘力の王鵬が新三役昇進を果たせば、現大関・琴桜に続く史上2組目の親子3代三役誕生となる。若隆景と王鵬、どちらが三役に上がるか、または3小結となるのか、興味深いところだ。

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