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【NBA】デリック・ローズ引退…11年に史上最年少でMVP獲得「次の章は自分の夢を追いかけて…」

2024年09月26日 19:46

バスケット

【NBA】デリック・ローズ引退…11年に史上最年少でMVP獲得「次の章は自分の夢を追いかけて…」
ブルズ時代のデリック・ローズ(ロイター)
 NBA史上最年少MVPを獲得したデリック・ローズ(35)が、現役引退することが26日に分かった。
 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のシャムズ・シャラニア記者は「NBAで15シーズンを過ごしたデリック・ローズがバスケットボール界から引退する」と報道。

 ローズは「ジ・アスレチック」を通じて「次の章は、自分の夢を追いかけ、成長を分かち合うことです。本当の成功は、自分が生まれながらに持っている人格になることから生まれると信じています。バスケットボールを超えた自分がどんな人間なのかを世界に示したいのです」と声明を発表した。

 ローズは08年のNBAドラフト1位指名でブルズに入団。ルーキーイヤーから1試合平均16.8得点、6.3アシストをマークして09年新人王に選出された。3年目のシーズンとなった11年には81試合に先発出場。1試合平均25.0得点、7.7アシストをマークし、ブルズをNBA最高のレギュラーシーズン62勝20敗に導き、22歳の若さでMVPを獲得。リーグ史上最年少の選手となった。

 しかしその後キャリアで悪夢が待っていた。12年のプレーオフ1回戦の第1戦で左膝前十字靭帯断裂。その後は13年に右膝半月板断裂、15年に右膝半月板部分断裂、ニックス移籍後の17年には左膝半月板断裂と大きなケガに悩まされるプロキャリアとなった。

 23年にグリズリーズと契約したが、現地時間24年9月23日に解雇されていた。

 通算16シーズンを戦って、ブルズ、ニックス、キャバリアーズ、ウルブズ、ピストンズ、グリズリーズと6チームを渡り歩いたローズ。

 レギュラーシーズンでは通算723試合出場で平均17.4得点、5.2アシストをマークしたスーパースターガードがバスケットボール界から去ることになった。

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