【NBA】デリック・ローズ　グリズリーズ解雇そして引退…河村勇輝にとって追い風もファン「複雑だな…」

2024年09月26日 20:43

バスケット

【NBA】デリック・ローズ　グリズリーズ解雇そして引退…河村勇輝にとって追い風もファン「複雑だな…」 — 最後の所属チームとなったグリズリーズのデリック・ローズ（ロイター）

　2011年にNBA史上最年少MVPを獲得したデリック・ローズ（35）が、現役引退することが26日に分かった。

　スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のシャムズ・シャラニア記者は「NBAで15シーズンを過ごしたデリック・ローズがバスケットボール界から引退する」と報道。

　ローズは「ジ・アスレチック」を通じて「次の章は、自分の夢を追いかけ、成長を分かち合うことです。本当の成功は、自分が生まれながらに持っている人格になることから生まれると信じています。バスケットボールを超えた自分がどんな人間なのかを世界に示したいのです」と声明を発表した。

　通算16年シーズンを戦い抜いて、ブルズ、ニックス、キャバリアーズ、ウルブズ、ピストンズ、グリズリーズと6チームを渡り歩いたローズ。現地時間23日にグリズリーズを解雇されていた。

　グリズリーズといえば、今年日本代表の河村勇輝（23）が開幕前のキャンプ参加を想定した「エキシビット10」契約した。ローズの解雇によってグリズリーズのロスターは20人。エグジビット10契約選手は河村を含めて4人、3つある2WAY契約枠はスコッティ・ピッペンJr.、キャム・スペンサー、ジェイ・ハフと埋まっているものの、本契約に2つの空く形となった。

　河村にとっては大きくなったがファンは「河村にとってはロスター空くのは嬉しいけど…ローズ引退の寂しさの方が勝ってしまう」「本当に複雑な気持ちになる」「ローズがいなくなった枠を河村が勝ち取ってほしい」「ローズと入れ替わりでグリズリーズに入団する河村勇輝か」など複雑な気持ちになる声が多く上がった。