ソフトB・甲斐“小久保イズム”で満塁弾 工藤監督「自信につながる」

2021年03月08日 05:30

野球

ソフトB・甲斐“小久保イズム”で満塁弾 工藤監督「自信につながる」
<ソ・神>2回無死満塁、左越えに満塁本塁打を放つ甲斐(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【オープン戦   ソフトバンク4―3阪神 ( 2021年3月7日    ペイペイD )】 ソフトバンクの甲斐拓也捕手(28)が7日、阪神戦の2回にオープン戦1号となる満塁本塁打を左翼席に運んだ。2017年5月2日の西武戦で放ったプロ1号以来、通算“2本目”のグランドスラム。今年も攻守で投手陣をもり立てる。
 初球だった。0―1の2回無死満塁。阪神先発の左腕・チェンのチェンジアップが真ん中に入ってきた。キャンプから振り込んできた甲斐のバットが反応。鮮やかに捉えた打球は左翼テラス席に吸い込まれた。19、20年と2年連続2桁本塁打のパンチ力は今年も健在だ。

 「絶好のチャンスで相手左投手の入ってくるボールを逆らわず、最低限のバッティングを心掛けて打席に入りました。最高の結果になりました」

 思い起こせば、プロ1号がグランドスラム。17年5月2日の西武戦。このときも逆転満塁弾をヤフオクドーム(現ペイペイドーム)の左翼テラス席に放り込み、チームを勝利に導いた。自身“プロ2本目”の満塁弾を生んだのは、春季宮崎キャンプでの猛特訓だ。

 「キャンプから数多く振り込んできたので、自信を持って打席に入れています」

 今季から5年連続日本一を狙う“工藤政権”に小久保ヘッドコーチが入閣。甲斐は新ヘッドの指導で打撃を改良した。キャンプ中には「下半身の使い方などいろんなアドバイスと練習方法を試してもらっている。自分の考えになかったことを細かく分かりやすく教えてくれる」と効果を実感していた。

 新ヘッドは野手に一日1000スイングを課した。徹底的な振り込み。甲斐も小久保イズムを体に染みこませた。今オープン戦は全試合で先発マスクをかぶり、5試合目で練習が形となった。工藤監督は「できればシーズンに取っておいてほしかった」とジョークを交えつつ「あそこでしっかり打てたのは自信につながると思う」と称賛した。

 昨季から背番号を「62」から「19」に変更した。南海時代に野村克也氏が背負っていた番号だ。捕手で本塁打王を9度獲得した野村氏は昨年2月、84歳で逝去した。さらに打撃に磨きをかけ、“ノムさん”の後継者にふさわしい捕手への道を歩む。
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