日本ハム・ドラ1伊藤 開幕ローテ当確!プロ最長7回無失点7K 開幕カードでマー先輩と投げ合いも

2021年03月15日 05:30

野球

日本ハム・ドラ1伊藤 開幕ローテ当確!プロ最長7回無失点7K 開幕カードでマー先輩と投げ合いも
<広・日>日本ハムの先発・伊藤(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【オープン戦   日本ハム2―0広島 ( 2021年3月14日    マツダ )】 日本ハムのドラフト1位・伊藤大海投手(23=苫小牧駒大)が14日、オープン戦の広島戦で、プロ最長の7回を4安打無失点、7奪三振の好投。開幕ローテーション入りを当確とした。
 優しい顔の裏には熱い闘志がある。初回2死一、二塁。いきなりピンチを迎え、伊藤の真の姿が見えた。

 「同じ相手に二度もやられたくない、というのはあったので。うまくいいところへ決まって良かった」

 広島・松山を迎え、2週間前のシーンがよみがえった。2月28日、沖縄・名護での練習試合。初回2死二塁から松山に2ランを浴びた。初球の甘いカットボール。その反省から外角へ2球スライダーを続けて追い込んだ。3球目。低めへスプリットが決まる。思わず手が出るコースで狙い通りの二ゴロ。静かな闘志と冷静な配球が融合した1球だった。

 ハートは熱く、頭はクールに。好投手の大きな条件だ。過去3度の対外試合はいずれも失点。一つずつ分析、修正して結果につなげた。「失敗が多いので。それをうまく生かしてセットアップできた」。何度も映像を見直し、配球やフォーム、クイックの速さなどを修正。「気持ちのブレがなく、コントロールできたのが一番。その場面で起こりうることを考えて切り替えることができた」。走者を背負っても余裕があった。

 5回1死満塁は、菊池涼を128キロのスライダーで三直併殺。ピンチで腕を振って投げきった。6回は松山を新球のスプリットチェンジで空振り三振。最速148キロの直球に多彩な変化球を操った。終盤の6、7回は連続3者凡退と新人らしからぬギアチェンジも披露。92球で7回無失点の右腕を栗山監督は「まとめにいってまとめた。自信になったと思う」と高く評価。開幕ローテーションへの道もはっきり見えた。

 3戦連続で登板した日曜のままいけば、初登板は28日の楽天との開幕3戦目。一方で、首脳陣は開幕投手の上沢以降は、最後まで見極める方針だ。試合後、駒大苫小牧の先輩の楽天・田中将がDeNA戦で5回1失点と聞くと、伊藤は笑って小さく右手を握った。投球内容で上回れた喜びか。偉大な先輩の登板は27日の第2戦。投げ合うのも夢ではなくなってきた。(秋村 誠人)
 
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