選抜直前連載【新しい時代のはじめに(3)】4番として臨む“雪辱”の舞台

2021年03月18日 20:00

野球

選抜直前連載【新しい時代のはじめに(3)】4番として臨む“雪辱”の舞台
今大会は4番打者として雪辱を期す天理高・瀬千皓 Photo By スポニチ
 中止となった昨年に続き連続出場を果たしたのは12校。救済処置として昨夏に甲子園交流試合が開催されたが、今年最上級生となる選手の中には当時の3年生を優先するなどのチーム事情でメンバーから漏れたり、試合出場がかなわなかった選手がいる。
 その一人が、天理の4番を打つ瀬千皓だ。1年生だった19年秋も中軸に座り近畿大会決勝の大阪桐蔭戦から明治神宮大会準々決勝、準決勝と3戦連発。準決勝の中京大中京戦では高橋宏斗(現中日)からも本塁打を放った。計4本塁打でチームトップの16打点と貢献したが、交流試合で出場機会はめぐってこなかった。

 「努力されてきた3年生を見てきたので、悔しいというより、次に日本一を取れるように気持ちを切り替えました」

 同県にいるライバルの存在が刺激になった。今大会にも出場する智弁学園のスラッガー、前川(まえがわ)右京の鋼のようなボディーを目の当たりにし「ヤバいと思った」と危機感を覚えた。そこから肉体改造に着手。ウエートと間食を含めた食事の両トレーニングを合わせて実施することで昨夏から体重は約10キロ増えた。秋はマークがきつくなったこともあり公式戦7試合で本塁打なしだったがチーム2位の7打点を挙げるなど、勝負強さは健在だ。

 メガネがトレードマークで、珍しい「瀬」の名字は全国で約400人とされる。エースの達孝太が注目されるが、雪辱の舞台で「主役」交代も十分にある。
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