阪神・藤浪 出血アクシデントも準備着々 150キロのスプリット&バックドア気味カットボール収穫

2021年03月20日 05:30

野球

阪神・藤浪 出血アクシデントも準備着々 150キロのスプリット&バックドア気味カットボール収穫
<オープン戦 オ・神> 親指?から出血する藤浪(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【オープン戦   阪神3ー1オリックス ( 2021年3月19日    京セラドーム )】 阪神は、19日のオリックス戦(京セラドーム)に3―1で勝利し4連勝を飾った。開幕投手に決まっている藤浪晋太郎投手(26)は4回5安打1失点で予行演習を完了。初回に右手親指に裂傷を負うアクシデントに見舞われながら、粘りの投球で本番へ弾み。3月26日のヤクルト戦(神宮)へカウントダウンが始まった。
 流血スタートが1週間後でなかったことが不幸中の幸いだろう。藤浪は、想定外の“痛み”を伴った投球を悔しげに振り返った。

 「もうちょっと投げたかったなと…。今日、ブルペンですごい良かったので、良い感じで入れるかなと思った初回でこう…爪入っちゃったんで」

 第1球を前にアクシデントが襲った。初回の投球練習中に右手を負傷。「ちょっと人さし指の爪が親指に刺さって、結構肉がえぐれちゃったんで。血が止まらなくて」と生々しい表現で説明した。先頭・佐野皓には制球が定まらずストレートの四球。ここでトレーナーと投手コーチがマウンドに駆けつけ、治療のため一度ベンチへ。この時、ユニホームのズボンは、右手をぬぐった血で染まっていた。

 駆け足でマウンドへ戻って続投。続く太田にはこの日最速の157キロを計測するなど、影響は感じられなかった。1死一、二塁でモヤに直球を中前に運ばれて先制点を献上したものの、2回以降は粘りの投球。3者凡退が一度もなくても、要所を締めて追加点は与えなかった。

 不完全燃焼に終わった69球でも、収穫はあった。目立ったのは左打者の外角からバックドア気味に入るカットボール。「カウント球でも使えますし、良いボールだと思っているので要所で使えれば」と手応えを得た。今季、割合を増やす想定をしているスプリットも最速150キロをマークするなど“凶暴”ぶりは健在だった。

 当初は100球を予定していたが、大事を取っての降板となった。傷は思ったより深かったようで「しっかり治療しないとって感じかなと。1週間あったら大丈夫と思います。長いイニング投げたかったなと思ったけど、仕方無い。1週間調整して開幕を迎えたい」と前を向いた。

 本番へのカウントダウンが始まった。「日にちは決まってますし、開幕は待ってくれないので調整して頑張ろうかなと思ってます」。その視線に不安は見当たらない。まっすぐ見据える神宮のマウンドへ、100%の状態でたどり着いてみせる。(遠藤 礼)
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