巨人・若林 楽天・マー君から先制ソロ、開幕スタメン前進「自信につなげたい」

2021年03月21日 05:30

野球

巨人・若林 楽天・マー君から先制ソロ、開幕スタメン前進「自信につなげたい」
<巨・楽>4回、田中将から右中間にソロを放つ若林(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【オープン戦   巨人3―6楽天 ( 2021年3月20日    東京D )】 激しいスタメン争いを繰り広げている中で巨人・若林の心は躍っていた。マウンドには大学生だった13年のレギュラーシーズンで無傷の24連勝を記録し、日本シリーズでは巨人の前に立ちはだかった田中将がいたからだ。
 「24連勝のイメージが物凄く強い。対戦できるのを楽しみにしていました」。その田中将から4年目で初の開幕スタメンに大きく近づく快音を響かせた。4回だ。先頭で打席に入り、2ボール1ストライクから投じられた131キロスライダーを振り抜いた。入団から昨季までの3年間で通算7本塁打の男が世界的な右腕から右中間席にまさかの先制ソロ。「良い感覚で飛びました」とはにかんだ。

 開幕が刻一刻と近づく中で2番で3試合連続の先発出場。その期待に計13打数5安打で応えている。当初、原監督は梶谷、坂本の1、2番を想定も、中軸を任せる予定だった新外国人のテームズがコロナ下で来日時期が未定となっているため、現時点では坂本を3番で起用する方針。「2番」の適任者を模索するため吉川、松原らも起用してきた指揮官は、内外野を守れる両打ちの若林について「立ち位置もチーム内で上がっている」と評した。

 元々は右打ちだったが72~81年に大洋でプレーした父・憲一さんの勧めで小学生時代に両打ちに変更。昨年12月にはその原点の母校・桃花小(中野区)を15年ぶりに訪れた。校庭での実演では、この日の一発と同じように右翼方向の校舎屋上を越える大飛球を放ち「レギュラーをつかみたい」と宣言していた。

 「自信につなげてしっかりやりたい」と若林。これでオープン戦は30打数10安打で打率・333。伏兵が大物撃ちで弾みをつけた。(小野寺 大)

 ◆若林 晃弘(わかばやし・あきひろ)1993年(平5)8月26日生まれ、東京都出身の27歳。桐蔭学園では甲子園出場なし。法大、JX―ENEOSを経て17年ドラフト6位で入団。18年5月12日の中日戦でプロ初出場。通算成績は170試合で打率・234、7本塁打、35打点。父は元大洋外野手の憲一氏。1メートル80、79キロ。右投げ両打ち。今季年俸2200万円。
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