宮崎商 天理の先発・達攻略ならず 中村主将は夏にリベンジ誓う

2021年03月21日 05:30

野球

宮崎商 天理の先発・達攻略ならず 中村主将は夏にリベンジ誓う
<宮崎商・天理>アルプスの応援団にあいさつする宮崎商ナイン(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【第93回選抜高校野球大会第2日第1試合 1回戦   宮崎商1ー7天理 ( 2021年3月20日    甲子園 )】 52年ぶりのセンバツで収穫なしに帰るわけにはいかなかった。7点を追う8回だ。宮崎商は1死一塁から3番の中村碧人主将が中越えの適時三塁打を放って1点を返した。高校通算27発の長打力を発揮し、「(適時打までの)打席の感覚は悪くなかった。真っすぐを狙っていた」と振り返った。
 天理の先発・達孝太はプロ注目の右腕。1メートル93の長身から投げ下ろす最速146キロの直球が武器で、その対策として練習では投球マシンを160キロに設定した。「1打席目で対戦した時も、そこまで速いとは感じませんでした」と中村。角度あるボールを想定し、30~40センチの台の上から投げた球を振り込んだ成果も意地の一打となって表れた。

 しかし、最初の適時打が出るまでが遅かった。初回に2死一、三塁の先制機を逃し、2回、7回にも三塁まで走者を送るも、あと1本が出なかった。チームは10三振を喫し、中村は「今まで対戦した投手の中で一番良かった」と力を認めた。

 橋口光朗監督も「走者を背負ってからコントロール良く投げてくる、いい投手だなと思った。達くんの方が一枚上だった」と脱帽した。さらに痛かったのが守りの乱れ。昨秋の公式戦9試合で74得点した打撃に加え、守備強化してきたが、4失策が失点に絡んだ。指揮官は「守りにほころびが出たのが敗因」と課題を挙げた。

 まだ夏にリベンジの機会は残っている。中村は「甲子園は夢の舞台だった。また帰って来られるようにしたい」とパワーアップして帰ってくることを誓った。

 宮崎商のエース右腕・日高大空(そら)は7回6失点(自責2)だった。直球は130キロ台もチェンジアップを効果的に使い9奪三振。「ストレートの球威、変化球の切れを上げて、夏また帰ってこられるようにしたい」と誓った。

 初めて投球を見たというオリックスの牧田勝吾編成部副部長は「高校時代の西勇輝(現阪神)と丸かぶりした。野球センス、指先の感覚がいい」と評した。
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