小技さえて鳥取城北が選抜初勝利 大会最小兵、中木村がセーフティーバントで逆転劇「演出」

2021年03月21日 05:30

野球

小技さえて鳥取城北が選抜初勝利 大会最小兵、中木村がセーフティーバントで逆転劇「演出」
<三島南・鳥取城北>5回1死一、二塁、鳥取城北・中木村は投前バント安打を決め、敵失を誘って逆転劇を演出(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第93回選抜高校野球大会第2日第2試合 1回戦   鳥取城北6ー2三島南 ( 2021年3月20日    甲子園球場 )】 小さくても存在感は絶大だ。0―1の5回1死一、二塁。鳥取城北の中木村連次郎が試合の流れを一変させた。三塁線へのセーフティーバントは、処理した投手の一塁悪送球を誘い(記録は安打と失策)2者が生還し逆転。身長1メートル58の今大会最小兵の一人が待望の春1勝を呼び込んだ。
 「狙いました。チャンスを広げるために自分も(塁に)残ることを考えた」

 昨秋までメンバー外。大会直前、背番号4を受け取った時は「緊張して手が震えた」と苦笑いする。練習試合では送りバント失敗を連発したが「小技には自信がある」と強くなった精神面で気持ちの切り替えにも成功。9回1死三塁では左翼線三塁打で5点目をたたき出すなど初回の左前打と合わせ3安打2得点で聖地を堪能した。

 身長は「中学で止まった」というが「相手投手は投げづらいはず」と小柄を武器にすると決めた。地道な努力で体重58キロのガッチリ体形を手にし握力も左右45キロまで上げた。山木博之監督からも「いい形で力を付けてくれたので納得して使っている。100点のプレー」と称賛された。

 全国に約200人しかいない「中木村」姓。戦国武将好きの父・有一朗さんには武将のような名ももらった。2回戦の相手は東海大相模。「強いですが、チームのためにやるだけ」。自分にしかできない役割をこなし、難敵をかく乱する。(桜井 克也)
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