【スポニチ記者座談会】岡本か村上か、左右の若虎か?セ本塁打王“推しメン”はこの選手!

2021年03月23日 19:30

野球

【スポニチ記者座談会】岡本か村上か、左右の若虎か?セ本塁打王“推しメン”はこの選手!
リモート座談会を行うスポニチ本紙記者 Photo By スポニチ
 セ・リーグの本塁打王は一昨年までの10年間では8度助っ人勢にさらわれてきたが、昨年は巨人・岡本和真内野手(24)が32本塁打を放ち、日本勢4年ぶり自身初となるタイトルを獲得した。新外国人を中心に多くの助っ人の来日が遅れている今季、2年連続で日本人選手の戴冠が有力に。セ界のホームランキングは誰なのか。本紙各球団担当の若手記者らが「推しメン」を激しくぶつけ合った。
 NPB担当後藤 去年に続きプロ野球は新型コロナウイルスの影響が避けられない。各チーム頭が痛いのは助っ人勢の出遅れだが、特にセ・リーグは若い和製大砲たちが成長著しく、本塁打王争いは必見だな。

 巨人担当小野寺 とはいえ最右翼は昨年のキング・岡本和でしょう。実戦の入り方はスローでしたが、オープン戦終盤にかけて逆方向へ2本のアーチ。ずっと「感覚は悪くない」と繰り返していた言葉を実証しました。

 後藤 巨人は分割キャンプだったが、主力ではただ一人、S班ではなくA班で引っ張っていたね。

 小野寺 本人は守備のことをよく言っています。「ゴールデングラブ賞が一番の目標」とも。「失敗の多いのが打撃で、ノーミスを目指せるのが守備。守備がよくなれば、バッティングにつながってくる」と。打点王との2冠を取っても全く満足せず、「去年良くても今年いい保証はない」と泥臭くやってきています。

 阪神担当阪井 泥臭さとパワーなら2人の若い左右の虎も負けていませんよ。昨年2位の大山だけでなく、新人の佐藤輝はオープン戦本塁打王の6発。9勝2敗2分けで5年ぶりのオープン戦“優勝”のMVPと言っていいでしょう。

 広島担当河合 フリー打撃を見たけど、仰天だったね。あの飛距離と迫力。新人という括りを抜きにしても、今まで見たことがない。あのフリー打撃は金取れます。金払いたいくらいです。
 阪井 パワーという面ではチーム内で大山さんと1、2を争う立場にいます。佐藤輝の良さは逆方向に強く飛ばせること。引っ張りだけだと、浜風のある甲子園では厳しいですから。もっともスラッガーらしく、神宮では右翼席上段まで運んだように右にも強い打球が打てます。本人も「調子のバロメーターは、引っ張った打球がいいかどうか」と口にしてます。

 ヤクルト担当青森 金取れるフリー打撃という点なら、村上も負けてないよ。

 後藤 突然出てきたな、15分も遅刻して。みんなをZoomで待たせて今まで何やっていたんだ?

 青森 すみません。村上の打撃動画を見直していたら、その凄さと肉体にほれぼれしてのめり込み…。約束の時間を失念してしまいました。

 河合 遅刻を村上のせいにするつもりですか?

 青森 いや、本当にそれだけ凄いんだって。とにかく飛距離です。めっちゃ飛ぶ。浦添のキャンプではスコアボードに毎日ぐらいの勢いで当てていたほど。同じ本塁打打者の山田と比べても飛距離は別格です。

 小野寺 村上は去年28本塁打で2位を大山と分け合いましたが、打率・307で5位と率も残せるようになりましたよね?

 青森 ほんと、そこ!オープン戦も打率・362、4本塁打、11打点と3部門とも12球団で3位以内。ただ常に一発狙いではなくチーム打撃にも徹するようになり、周りの打者の出来が本塁打数を左右するかも。その点、今年は内川さんが5番に固定される見込み。そこはキング村上誕生へ心強い。

 後藤 村上に夢中なのはよく分かったけど、他に気になる存在はいないのか?

 青森 佐藤輝にスケールの大きさを感じます。高津監督はわざと内角球を続けてデータ収集していました。新人の松井秀喜さんに対し、現役時代に野村監督の指示を受けて行ったように。

 小野寺 岡本和もあの打球に「えぐい。自分の正面に来たら死んでまうな」と口にしていました。

 阪井 大山さんもキャンプは背中の張りで調整が遅れていましたが、オープン戦で取り戻しました。昨年得た自信と4番の責任もあり、本塁打数はより増えそうです。

 河合 鈴木は今までよりアッパー気味の新打撃フォームになり、右方向への飛距離が出ました。昨年、右への本塁打は1本だけ。狙い自体は飛距離アップではなく、より確実性を求めてのもの。もちろん捉える確率が増せば、その分本塁打も増えると思っています。常々「自分はホームランバッターじゃない」と話していますが、同学年の大山と2人で競り合って、その世代が盛り上げてくれたら面白い。

 後藤 来日済みで開幕から万全の長距離砲助っ人は、中日・ビシエドと広島・クロンあたりか。昨年の岡本和と大山のように、今年もみんなが挙げた大砲たちがタイトル争いでも盛り上げてくれるのは間違いなさそうだね。

 ◆後藤 茂樹(ごとう・しげき)東京都出身の43歳。07年入社。ヤンキース、エンゼルス、巨人などを担当。現在は日本野球機構(NPB)、侍ジャパン担当。

 ◆青森 正宣(あおもり・まさのり)茨城県出身の34歳。新聞社勤務を経て経験者採用で19年入社。昨年まで巨人、現在はヤクルト担当。

 ◆河合 洋介(かわい・ようすけ)大阪府出身の28歳。15年入社。紙面レイアウトなどを経験後、阪神担当を経て、18年から広島担当。

 ◆小野寺 大(おのでら・だい)埼玉県出身の25歳。18年入社。昨年12月まで紙面レイアウトを担当し、1月から巨人担当。

 ◆阪井 日向(さかい・ひなた)大阪府出身の24歳。19年入社。夏の高校野球などの取材を経て、20年1月から阪神担当。
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