神戸国際大付・阪上 聖地で貫いた「自分らしく」、昨年12月に他界した祖母の言葉を夏も…

2021年03月26日 05:30

野球

神戸国際大付・阪上 聖地で貫いた「自分らしく」、昨年12月に他界した祖母の言葉を夏も…
<仙台育英・神戸国際大付>仙台育英に敗れ悔しげな神戸国際大付・阪上  (撮影・成瀬 徹)   Photo By スポニチ
 【第93回選抜高校野球大会第6日第2試合 2回戦   神戸国際大付5―13仙台育英 ( 2021年3月25日    甲子園 )】 【お帰り!春球児】優しかったおばあちゃんなら「よく頑張ったね」と慰めてくれたかもしれない。でも、もう子供じゃない。1回2/3を4失点でKOされた阪上は「みっともない」と、うなだれた。
 兵庫県伊丹市出身だが、当時「打田タイガース」の監督を務めていた母方の祖父・平松弘次氏(77)の指導を受けるため、一人和歌山へ。身の回りの世話をしてくれたのが祖母・千恵子さんで、いつも作ってくれた、ふわとろのオムライスが大好物だった。

 一方、多感な時期で迷惑もかけた。無視したり八つ当たりしたことも。その祖母が昨年12月、74歳で他界。告別式の後、祖母の日記を渡された。書かれていたのは自分のことばかり。最後に「自分らしく」とメッセージが添えられていた。

 その言葉をグラブに刺しゅうして臨んだ甲子園は、昨秋からの右肘の不安を克服できずに終わった。「力が出せなくて、おばあちゃんにも申し訳ない。足りないところは自分で埋める」。天国まで心配はさせない。(鈴木 光)

 ◆阪上 翔也(さかうえ・しょうや)2003年(平15)11月1日生まれ、兵庫県伊丹市出身の17歳。小1から野球を始め和歌山・打田中では打田タイガースに所属し2年時に全国大会出場。神戸国際大付では1年春からベンチ入りし2年秋の近畿大会から背番号1。1メートル81、77キロ。右投げ左打ち。
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