阪神・藤浪が迎える“3年ぶりの春” 過去に明かした開幕予兆の「痛み」とは

2021年03月26日 08:00

野球

阪神・藤浪が迎える“3年ぶりの春” 過去に明かした開幕予兆の「痛み」とは
マウンドで投げ込む阪神・藤浪(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 “3年ぶりの春”をどんな心境で迎えたのか。ふと、そんなことに思いをめぐらせてしまった。緊張か興奮か…いや、無の境地なのか。「開幕投手」という大役ばかりがフィーチャーされる藤浪晋太郎にとって3年ぶりとなる開幕1軍だ。
 19年は3月のオープン戦で質の高い投球をできずに競争から脱落。昨年は練習に遅刻して2軍降格となりアピールする場も与えられなかった。今年は、先発争いを演じるさなかでの矢野監督からのサプライズ指名。勝ち取った実感は薄いかもしれないが、1軍マウンドが初陣となる事実は逆襲を期す1年への確かな第一歩となる。

 新人から3年連続2桁勝利を挙げるなどローテーションの1人として当たり前のように計算されていた数年間。藤浪には開幕前必ず起こる体の異常があった。「毎年、右肩に強烈な張りが来るんです。張りというより痛みに近い。本当に取れるのか心配になるぐらいなんで」。もちろん、それが投球に影響を及ぼしたことは一度もない。張りは自然と消えていくという。投げ込みによる疲労なのか、心理面から来る生理現象なのか原因は定かではない。ただ、謎の“痛み”は心身両面にスイッチを入れる合図となり、近づく開幕を教えてくれてもいた。

 今年はどうだったのだろう。独特の緊張感を味わいながら、あと1週間…あと3日…と過ごす久々の春。数時間後、どんな表情でマウンドに向かい、パフォーマンスを見せるのか。過去2年は不在だった背番号19がいるだけで高ぶる球春到来だ。(阪神担当・遠藤 礼)
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