楽天・マー君「いよいよ開幕」右ふくらはぎ完治 17日、2722日ぶり日本復帰マウンド

2021年04月17日 05:30

野球

楽天・マー君「いよいよ開幕」右ふくらはぎ完治 17日、2722日ぶり日本復帰マウンド
<日・楽>試合前の練習で笑顔を見せる田中将(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 マー君が帰ってくる。楽天の田中将が、17日の日本ハム戦で日本球界復帰のマウンドに上がる。開幕直前に痛めた右ふくらはぎは完治。東京ドームで最終調整した右腕は高ぶる感情を抑えるかのように、静かな口調で今の心境を語った。
 「ようやく自分にとっての開幕を迎える。いよいよ明日だなという気持ちです」

 2月のキャンプから順調に調整を続けたが、開幕を翌日に控えた3月25日に右ヒラメ筋を損傷。登板予定だった同27日の日本ハム戦を回避した。「チームの力になれないもどかしさも感じていた」と焦りはあった。それでも長いシーズンを見据えて慎重にリハビリを継続。一時は10日のソフトバンク戦や15日のロッテ戦での登板も視野に入れていたが、より万全を期した。

 日本での登板は前回に日本一を決めた13年11月3日の日本シリーズ第7戦(VS巨人)以来、2722日ぶり。東京ドームは11年7月20日にダルビッシュと「平成の名勝負」を演じた舞台だ。快投を予感させるデータもある。同戦は通算34試合で23勝6敗、防御率2・15。カード別では最多の勝ち星を挙げる。さらに同球場は過去8試合で4勝3敗、防御率1・97で3月20日の巨人とのオープン戦でも7回3安打1失点と好投している。

 注目の試合でもありチケットは完売。テレビ朝日で緊急生中継されることも決まった。勝てば日本通算100勝の節目に到達するが「とにかくチームの勝利につなげる投球をする」と語気を強める。記録よりもチームの勝利を優先させる。その投球がファンの記憶に残る。いよいよ「マー君伝説」が開演する。(重光 晋太郎)

 ≪勝てば楽天初の100勝≫田中将(楽)が17日の試合で日本での通算100勝を挙げると、楽天初の100勝投手になるなど多くの記録が生まれる。登板176試合目での100勝は、スタルヒン(巨)の165試合に次ぐ史上2番目の早さ。勝率は・741(100勝35敗)まで上がり、通算100勝以上の投手では藤本英雄(巨)の・697を上回る歴代最高になる。また、自身が持つ、複数シーズンにまたがった連勝記録も29まで伸びるだけに注目だ。

 ▽東京ドームで名勝負 11年7月20日、楽天・田中、日本ハム・ダルビッシュの09年以来2年ぶり4度目の投げ合いが実現。田中は1点リードの4回に稲葉に2ランを浴びるなど3点を失い、ダルビッシュは2回に先制を許しながら4安打1失点で完投勝利を挙げた。田中は8回5安打3失点で黒星。関東地方に台風6号が接近する中で4万4826人が集まった。
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