パドレス・ダルビッシュ ドジャース・カーショーと投げ合い7回1失点の好投も援護なく今季初黒星

2021年04月19日 02:30

野球

パドレス・ダルビッシュ ドジャース・カーショーと投げ合い7回1失点の好投も援護なく今季初黒星
<パドレス・ドジャース>先発で7回1安打1失点で今季初黒星だったダルビッシュ(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   パドレス0ー2ドジャース ( 2021年4月17日    サンディエゴ )】 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が17日(日本時間18日)、ドジャース戦で現役最強左腕と称されるクレイトン・カーショー投手(33)と対戦。7回1安打9奪三振、1失点の好投も援護なく今季初黒星を喫した。くしくも打者カーショーに与えた押し出し四球が勝負を分けたが米メディアが「正真正銘のエース対決」と称した投げ合いだった。
 ドジャース時代の17年、ダルビッシュのキャッチボール相手はカーショーだった。自宅のあるテキサス州ダラス出身の左腕の母校、ハイランドパーク高で自主トレを一緒に行う間柄。だからこそやっかいだった。

 「彼の球は凄すぎて打てない。だったら少しでもイライラさせようと。ファウルを打って球数を増やして。四球は幸運だった」
 5回2死満塁。カーショーは「カッターは彼がストライクを取る球種で、一番自信を持って投げられる球」とイメージして打席に立った。カウント2―1からカットを3球ファウル、同じ球種がボールとなりフルカウント。8球目。さらに続いたカットは外角にわずかに外れた。この押し出し四球が決勝点。投手心理を熟知し、さらに友人でもある左腕に粘り負けたダルビッシュは、右手を頭に当て天を仰いだ。

 米メディアは「両者は今夜、アンタッチャブルだった」と両投手の初対戦を絶賛した。直球、スライダー、カーブの3球種で6回2安打無失点、8奪三振のカーショー。ダルビッシュは8球種を駆使して5回2死まで完全投球など7回1安打、9奪三振とサイ・ヤング賞3度の左腕をしのぐ内容だった。だが初安打を許し2四死球で迎えた唯一のピンチで失点。ダルビッシュは「カーショーの四球もちゃんと集中はできていた。誰にでもミスは起こるから仕方がない」と振り返った。

 投手カーショーに対しダルビッシュは3回に遊ゴロ、5回は空振り三振。「キャッチボールと違って、真っすぐは打席で見ると、より伸びているように見えた。いつか打席で見たいなと思っていたので、見られたのは大きかった」。この日の最速はダルビッシュが5.4キロ上回ったが、直球の最大回転数はダルビッシュの2601に対しカーショーが2718とスピン数で上回った。お互いの凄みは、打席で感じた通りだった。

 黒星にもダルビッシュには手応えもあった。「世界一で一番、強いチーム。この打線にこんなピッチングができて自信になる」。22日(日本時間23日)からは再びド軍と4連戦。「次はカーショー相手にしっかり勝てるようにしたい」と再戦での雪辱に目を向けた。

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