関本賢太郎氏 試合の流れを決めた阪神・大山の初回犠飛 点の取り方も、勝ち方も「王道」

2021年04月19日 05:30

野球

関本賢太郎氏 試合の流れを決めた阪神・大山の初回犠飛 点の取り方も、勝ち方も「王道」
関本賢太郎氏 Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神10ー7ヤクルト ( 2021年4月18日    甲子園 )】 【関本賢太郎 視点】打線は大量10得点。中でも大きかったのは初回に大山の犠飛で奪った先制点だ。無死満塁というのは案外、得点が入らないことが多い。正直、あの場面はゲッツーでも最低限の仕事と思っていた。逆に三振や内野フライで点が取れないようなら最悪の事態。あそこでしっかり1点を取った一打を、評価したい。
 犠飛を打つのは決して簡単ではない。野村克也監督の教えで“犠牲フライは反対方向へ打て”というのがあった。引っ張った打球は手首が返ってゴロになりやすいが、逆方向への打球はスライス回転でフライが上がりやすい。大山は野村監督の教えを受けてはいないが、そういう狙いもあって逆方向へ打ち返したと見る。今季の大山は取るべき状況で、確実に打点を稼げているところが素晴らしい。

 この日は先制して以降も流れるように得点を重ねた。各回の先頭打者が「1番」、次打者が「2番」の役割を果たした。全員が求められる役割を全うする「山も谷もない打線」で、王道の点の取り方を積み重ねた。今季のチームは03、05年の優勝時よりも、投手力は上だろう。その強力投手陣を打線が援護すれば、おのずと白星も積み重なる。チームとしても、王道の勝ち方ができている。(本紙評論家)
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