無観客開催 ファンに聞いたリアルな声

2021年05月07日 11:30

野球

無観客開催 ファンに聞いたリアルな声
無観客で試合が行われた神宮球場(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に緊急事態宣言が発令された4月25日。ヤクルトの本拠地・神宮球場では、中日戦が行われた。発令決定が同23日で告知期間が短く、混乱が生じる可能性があるため発令前と同様に有観客で開催された。
 唯一のナイターだった同戦の入場者数は4978人。試合前、宣言対象地域は期間中、無観客開催となることについて、球場外でファンに意見を聞いた。

 40代男性は「残念ですけど、仕方ない」と理解を示しながらも、「観戦者からクラスターが出ていないわけだから、人数制限して続けてもいいのでは。対象地域の球団は経営が大変だと思う」と心配。別の40代男性も「経営が心配なので、(宣言期間中の試合は)延期してほしい」と要望し、「ゴールデンウイークは千葉や神奈川に観戦しにいきます。対象地域だけ無観客って意味あるんですかね」と率直な思いを話してくれた。

 同じような考えの人がどれだけいたのかはわからないが、4月30日から横浜スタジアムで行われたDeNA―ヤクルト3連戦の観戦者は1万3105人、1万5743人、1万5832人だった。多くの人でにぎわっていた。

 感染防止の観点からすれば、無観客にするのは最善策。ただ、現在の事態が続けば、球団経営が成り立たなくなるのも事実だ。生の声を聞くことで、改めて両立の難しさを感じた。

 無観客開催が決まった際、高津監督は「我々は規定に従って、頑張っていくだけだと思います」と話した。続けて、ファンの大切さについても口にした。

 「勝って喜ぶ、負けて悔しがる。僕らはもちろん、見ているお客さんがそれを楽しむスポーツだと、僕は思っている。バットにボールが当たる、キャッチャーミットにボールが収まる音だけで球場でやらないといけないのは、寂しい」

 1日でも早いコロナの終息を願うばかりだ。(記者コラム・青森 正宣)
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