東明館・2年生エース今村 力投も聖地初勝利ならず「9回まで投げられるスタミナつけて戻ってきたい」

2021年08月11日 05:30

野球

東明館・2年生エース今村 力投も聖地初勝利ならず「9回まで投げられるスタミナつけて戻ってきたい」
<日本航空・東明館>8回1死二塁、日本航空・森に左越え適時二塁打を浴び、打球の行方を見つめる今村(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校野球選手権大会第1日 1回戦   東明館0-4日本航空 ( 2021年8月10日    甲子園 )】 8回に4点目を失って降板となった今村珀孔(はく)に東明館の応援席から温かい拍手が送られた。7回1/3、91球を投げて8安打4失点。奮闘及ばなかった2年生エースは「試合に勝てなかったのが悔しいです」と声を落とした。
 佐賀県大会では35イニングで34安打されたが、失点6と粘りの投球で春夏通じて甲子園初出場に貢献した。「小学校の頃から行きたいと思っていた場所。いつも以上に気持ちを入れて投げました」と聖地でも持ち味を発揮。直球の球速は130キロ前後だが、110キロ台のカットボールを有効に使った。5回まで1安打に抑え、15個のアウトのうち9個をゴロで取った。「しっかりコーナーを突けた結果だと思う」。豊福弘太監督は「県大会決勝(7安打完封)がベストピッチと思ったけど、それ以上だった」とねぎらった。

 勝敗を左右したのは思わぬ形で奪われた先制点だった。6回2死一、三塁の守り。相手の4番打者の場面で重盗を決められた。捕手で主将の加藤晴空(そら、3年)は「自分が流れを変えてしまったのが凄く悔しい。頭の中を整理できず(二塁へ)投げてしまった」と肩を落とした。打線は6回2死一、二塁で成沢空舞(そうま、2年)が中前打を放ったが、相手の好返球で二塁走者が本塁憤死。最後まで点を奪えなかった。

 遠かった聖地での1勝。だが、今村は2年生でリベンジの機会が残っている。「9回まで投げられるスタミナをつけて戻ってきたい」と、力強く語る目に涙はなかった。(杉浦 友樹)

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