ENEOS・度会Jr. 先頭打者弾で大会1号!元ヤクルトの父・博文氏の前で快音

2022年03月07日 05:30

野球

ENEOS・度会Jr. 先頭打者弾で大会1号!元ヤクルトの父・博文氏の前で快音
<三菱自動車倉敷オーシャンズ・ENEOS>初回無死、先制の先頭打者本塁打を放つENEOS・度会(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【第76回JABA東京スポニチ大会第1日Bブロック   ENEOS6―0三菱自動車倉敷オーシャンズ ( 2022年3月6日    神宮 )】 6日に開幕し、予選リーグ6試合が行われた。ENEOSが、前回大会優勝の三菱自動車倉敷オーシャンズに6―0で快勝。2年目の度会隆輝外野手(19)の大会1号となる先頭打者本塁打が、決勝弾となった。日本新薬は慶大出身の新人・若林将平外野手(22)が7回に右越え逆転2ランを放ち、日本製鉄かずさマジックに3―2で競り勝った。
 2年目の19歳が、社会人野球の球春到来を告げる先頭弾だ。試合開始からわずか2分。ENEOSの1番・度会が、5球目に浮いた直球を右翼席に運んだ。社会人5本目となる先頭打者アーチは、手応えも十分だった。

 「真っすぐに差されないように、というイメージだった。打った瞬間に“これは行ったな”という自信はありました」

 神宮には縁がある。父はヤクルトで活躍し、現在は球団職員の博文氏。この日、一塁側スタンドで観戦した父からは前日に電話をもらい「お前らしくやれば大丈夫」と声を掛けられた。父が現役時代に打った経験のない先頭弾は大会1号にもなり「目の前で打てたのは凄いうれしかった」と表情を崩した。

 兄に続く頂点を狙う。昨年11月。「憧れの存在」という兄・基輝さん(現JPアセット証券)が、主に「5番・一塁」で活躍した中央学院大が明治神宮大会で初優勝を飾った。同じ神宮がメイン会場となる今大会。その神宮の“開幕戦”でのど派手な一発に、オープン戦から1番起用を続けてきた大久保秀昭監督も「1番に置いている意味をいきなり発揮してくれた」と目を細めた。

 社会人1年目を終えたこのオフは、体力強化をテーマに掲げ、ウエートトレーニングに加え、食事の量も増やした。「日本昔ばなしみたいに食べてました。“日本昔ばなし盛り”です」とテレビアニメに登場するような超山盛りご飯を平らげ、体重の2キロ増量に成功。「飛距離もこの期間で伸びた」とパワーアップした新ボディーの成果を発揮した。

 父が引退した6歳の時まで、神宮でのヤクルト戦はほぼ毎試合観戦した。あれから14年。「チームの雰囲気を変えたり、活気づける打撃ができたら」となじみ深い舞台での活躍を誓った。(田中 健人)

 ▼度会博文氏 オープン戦で見た時もバットが振れている感じだった。ついこの間、長男が全国優勝したので、神宮で活躍しているのはうれしい。ENEOSでアドバイスをもらいながら、人間的にも成長していると思う。

 ◇度会 隆輝(わたらい・りゅうき)2002年(平14)10月4日生まれ、千葉県出身の19歳。小1から野球を始める。下貝塚中では佐倉シニアでプレーし、U―15日本代表入り。横浜では1年春からベンチ入りし、1年夏と2年春に甲子園出場。憧れの選手はヤクルト・山田。1メートル83、83キロ。右投げ左打ち。

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