伊東勤氏 ロッテルーキー捕手・松川の守備スキル申し分なし、開幕までにリードを勉強せよ

2022年03月09日 05:30

野球

伊東勤氏 ロッテルーキー捕手・松川の守備スキル申し分なし、開幕までにリードを勉強せよ
<日・ロ>4回、先頭・宮田のセーフティバントにも慌てず処理する松川(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【オープン戦   ロッテ5ー5日本ハム ( 2022年3月8日    鎌ケ谷 )】 新人捕手が開幕1軍出場を目指して奮闘中。西武監督時代の06年に高校生ドラフト1位だった炭谷銀仁朗(現楽天)を開幕スタメンに抜てきしたスポニチ本紙評論家の伊東勤氏(59)が、若手捕手の起用への鍵を分析した。
 ロッテ・松川、楽天・安田、2人のルーキー捕手がいいものを出している。特に松川は開幕投手に指名されている石川と組んで4回無失点。高卒ルーキーとして開幕マスクの可能性が高くなったと聞く。石川はひょうひょうとした懐の深い選手で、若い選手も受け入れてくれる性格。松川も思い切ったプレーができると思う。

 ルーキー捕手が1軍で求められるものは打撃よりも守り優先。キャッチング、スローイング、ブロッキングが一定レベルに達していないと使えない。

 私は2006年に高卒1年目の炭谷銀仁朗を開幕スタメンに使った。いいものを持っているとは聞いていたが、キャンプで見て思っていたよりも完成度が高いと確信した。基本的な構え方、捕り方、スローイングのスキルが驚くほど高かった。高校から入った捕手はこの部分を教え込むのに一番時間がかかる。そこができていたので2月の第2クール後半には開幕スタメンを決めていた。次のステップとして開幕までの間にオープン戦の実戦で投手とのコミュニケーション、配球を徹底して教え込んでいった。

 松川も守備のスキルは高い。これから開幕までどんな準備ができるか。一昔前と違ってデータが豊富で、ミーティングだけでなく自分自身でリードを勉強することはできる。首脳陣もオープン戦で多くのことを試させるはずだ。同一リーグ相手には手の内を隠しながらセ・リーグ相手には思い切ったリードにトライさせる。

 ただ開幕スタメンをつかんだとしてもプロは甘くない。炭谷も怖いもの知らずのリードで開幕から投手のいいものを引き出していたが、一回りした5月にはつかまるようになってきた。これは誰もが通る道。そこで我慢するのか、仕切り直しさせるのか。ルーキー捕手を使う以上、首脳陣はその判断を含め覚悟が必要だろう。

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