ビジターで勝てん阪神 ガンケル4回4失点…エラーにけん制死 投打かみ合わずVSセ最悪31戦21敗目

2022年06月30日 05:15

野球

ビジターで勝てん阪神 ガンケル4回4失点…エラーにけん制死 投打かみ合わずVSセ最悪31戦21敗目
阪神・ガンケル Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神2―4DeNA ( 2022年6月29日    横浜 )】 敵地で勝てない…阪神は投打がかみ合わず、21日の広島戦から引き分けを挟んで敵地4連敗。虎党からもため息がもれた。この日で今季同一リーグのビジター31試合は9勝21敗1分け、勝率・300となり、リーグワーストとなった。同ホームの13勝13敗1分けに対し明らかに分が悪い。
 投げては先発・ガンケルが試合をつくれなかった。初回に1点の援護を受けるも、直後に佐野に2ランを被弾。2―2の4回は無死満塁からソト、嶺井の連続犠飛でリードを許し、4回4失点で降板。「何とか(リードを)守り抜きたかったけど打たれてしまって悔しい」と唇をかんだ。

 攻撃の流れも悪かった。特に同点に追いついた直後の2回だ。1死から長坂が右前打。だが続くガンケルの打席で一塁けん制を受けた際、滑らずに帰塁してタッチアウトになった。思わぬ拙攻で、流れが途絶えた。

 守備でも精彩を欠いた。3回、先頭・神里の力ないゴロをガンケルが一塁へ悪送球。続く桑原の一ゴロでは一塁手・大山が失策を犯すなど、ばたついた。

 すべての面で締まらない一戦に、矢野監督は「勝てないというのは、いろいろ原因がある。エラーも含めて。それが仕方がないということだけでは済ませないようしていかないと。改善して成長していけるように」と反省を求めた。今日こそは地に足を着け、負の連鎖を止める。(長谷川 凡記)

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