阪神・岡田監督「これはいかなしゃあない(笑)」プロ最多123球の大竹に代打送らなかったワケ

2023年09月23日 22:10

野球

阪神・岡田監督「これはいかなしゃあない(笑)」プロ最多123球の大竹に代打送らなかったワケ
<ヤ・神>8回3失点の大竹(右端)を笑顔でねぎらう岡田監督(左端)(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神9-3ヤクルト ( 2023年9月23日    神宮 )】 阪神が23日のヤクルト戦に快勝して83勝目を挙げた。ヤクルト戦は球団史上初の8連勝。これで神宮球場では10勝2敗となり、1970年以来、2度目の10勝到達となった。
 大量援護に守られ、先発の大竹は8回5安打3失点で12勝目(2敗)を挙げた。岡田監督が“援護”を明言していた勝率第1位投手賞のタイトルは、13勝以上が条件で、あと1勝となった。

 この日は、プロ入り後最多の123球を投げ、8回5安打3失点と力投。しかし、7回1死無走者で迎えた打席は、代打を送ることもできたはず。その舞台裏を岡田監督が明かした。

 「いやいや、あいつ(笑)。6回(終わりで)、どうしようかなと思ったら、お前。(打席が)回ってくるときにベンチ帰ったら、すぐ手袋はめてな(笑)。もう準備してたから、もういこかって。うん」

 岡田監督が“考える余地もなかった”のは、大竹が自ら続投意志を見せたことが要因。「えらいなあ、次、8番からのときかなあ。もう自分で手袋しとったから、これはいかなしゃあない(笑)」と笑いながら振り返った。

 この日の12勝目で、タイトルの可能性も残ったことに「そうやなあ。まあね、相手次第やけどな。それも見ながら。次の登板、まだ決めてないよ。もうな、最後でもいいし。まあ、それはな」と話していた。

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