「その日暮らしの毎日」「妻は全く知らない」…水原一平氏 新たな衝撃独白 ESPNが改めて報道

2024年03月24日 04:00

野球

「その日暮らしの毎日」「妻は全く知らない」…水原一平氏 新たな衝撃独白 ESPNが改めて報道
大谷翔平(右)と水原一平氏 Photo By スポニチ
 ドジャース・大谷翔平投手(29)の専属通訳だった水原一平氏(39)の違法賭博問題で大リーグ機構(MLB)は22日(日本時間23日)、疑惑の全容解明に向けて正式に調査を開始したと発表した。また、米スポーツ専門局「ESPN」が時系列に沿った詳細を改めて報道。水原氏が大谷を「兄弟のような(brothers)」と表現するなど、新たな発言が明らかになった。 
 ついに「本丸」が動いた。米球界を震撼(しんかん)させている水原氏の違法賭博問題。正式に調査を開始したMLBは声明で「報道を通じて疑惑を知った時から情報収集を続けてきた」とし、この日からMLB内の捜査部門(DOI)が動き出したと明かした。

 ドジャースを解雇された水原氏に関しては、既に大谷の代理人サイドが「大規模窃盗」として法執行機関に捜査を要請。内国歳入庁(IRS)も捜査中だ。犯罪が立証されれば水原氏に刑事罰が科される可能性が高いが、MLBとしてもコミッショナーによる厳しい処分の対象となる。

 真相はどこにあるのか。水原氏を電話取材して一連の報道をスタートさせた「ESPN」はこの日、時系列に沿った詳細な、生々しいやりとりを改めて伝えた。その中で水原氏は13年に知り合った大谷を「兄弟のような」と表現。22年に賭博の損失は100万ドル(約1億5100万円)以上に膨れ上がったが、大谷には打ち明けられなかったという。

 多額の負債により「生活費をやりくりするのも大変で、その日暮らしの毎日。彼(大谷)のライフスタイルに合わせなければならなかったから」。23年に借金が400万ドル(約6億400万円)を超えた時点で初めて大谷に助けを求めた。2人は大谷の銀行口座から8~9回、50万ドル(約7550万円)ずつを電信送金。大谷に返済を頼むことは自分自身だけでなく、大谷を危険にさらすと思わなかったのか、との問いには「その当時、私たちのどちらもそれについて考えていなかったと思う」と答えた。

 大谷自身は「賭博は良くない」と考え「興味を示していなかった」と水原氏は証言。また「妻はこのことについては全く知らなかった。恥ずかしい」とも語った。しかしその翌日、全ての発言を撤回。それが混迷に拍車をかけている。

 MLBの調査で大谷本人が事情を聴かれる可能性もあるが、米メディアは調査中もロースターに残り、試合出場は可能と報じた。その大谷はこの日、自身のインスタグラムで水原氏が写った写真を全て削除した。水原氏は「兄弟」を裏切ったのか。だとすればその罪は、限りなく重い。

 ≪米紙報道「トラウトもあぜん」古巣・エンゼルスでも衝撃拡大≫大谷と水原氏が昨季まで所属した古巣・エンゼルスでも衝撃が広がっている。全国紙USAトゥデーは「金曜の朝、エ軍のクラブハウスは静まり返り、エ軍の顔であるトラウトも(水原氏の)ニュースにあぜんとしていた」と報道。外野手のモニアクは「とにかくショックだ。一平は誰よりもチームの一員だった。どうなるか見守るしかない」。内野手ドゥルーリーも「彼らはいいやつだ。2人とも」と話した。

 ≪一平氏が「情報コントロール」≫ESPNによると、大谷の広報担当者は最初の取材では「私がいくつかの大口の支払いをした」とする大谷の言葉を引用し、水原氏の借金を肩代わりしていたことを認めた。ところが、20日の開幕戦終了後に「一平はうそをついていた」として、今回の記事の掲載を見送るように勧告。理由として、大谷との一連のやりとりは全て水原氏を介して行われていたことを強調した。その上で「ここ数日間に起きたことは、通訳の立場を使って大谷への情報をコントロールしていた」と水原氏が情報操作していたと説明した。

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