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中日・ビシエドは退団か「今年が最後の可能性ある」 現役続行へ他球団も視野

2024年09月11日 05:00

野球

中日・ビシエドは退団か「今年が最後の可能性ある」 現役続行へ他球団も視野
伊東勤氏が歴代の選手の中でベスト3に入ると称える中日の助っ人 Photo By スポニチ
 中日のダヤン・ビシエド内野手(35)が今季限りで退団する可能性が出てきた。10日、ナゴヤ球場で取材に応じ「現状を考えると今年がドラゴンズとしては最後になる可能性がある」と明かした。
 通算139本塁打を誇る助っ人は今季が3年契約の最終年。「(まだ球団とは)来年の契約に関しての話はありません」とした上で、「そろそろ違う空気を吸う時期なのかな」と心情を吐露した。来日9年目の今季はここまで出場15試合で打率・209、1本塁打、2打点。5月16日に初昇格し、6月9日に出場選手登録を抹消された。同じ一塁手の中田の加入もあり、出場機会が激減していた。

 現役続行に意欲を示しており、国内外の他球団移籍を含めて模索する方針。推定3億5000万円という高額年俸が下がれば、興味を示す球団が出てくる可能性はある。「今以上に、もっと試合に出たい。自分の仕事ができる場を与えてくれるところならば、行きたい」と話した。

 ◇ダヤン・ビシエド 1989年3月10日生まれ、キューバ出身の35歳。08年家族とともに米国へ亡命。09年ホワイトソックスとマイナー契約。10年にメジャーデビュー。メジャー通算483試合、打率・254、66本塁打、211打点。16年に中日移籍。18年に首位打者と最多安打。ベストナインとゴールデングラブ賞を各2度獲得した。21年オフに3年契約を結び、23年10月に国内FA権を取得。今季から日本人選手扱い。1メートル85、108キロ。右投げ右打ち。

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