連闘クルーガー歩むハナズゴールの道

2019年04月12日 05:30

競馬

 【競馬人生劇場・平松さとし】オーストラリアへ遠征中のクルーガー(牡7=高野)が6日に行われたドンカスターマイル(G1)で4着に好走。これを受け、あす13日に行われるクイーンエリザベスS(G1)に急きょ連闘で挑戦することが決まった。
 このような形で思い起こされるのが14年にやはりオーストラリアへ渡ったハナズゴール(牝=加藤和)の挑戦だ。当時5歳だった彼女は当初、1500メートルのG1クールモアクラシックを叩いて1600メートルのG1ドンカスターマイル制覇を目標に赤道を越えた。結果、彼女は初戦こそ14着に惨敗したが2戦目では6着と好走。そして…。

 「2度使われたことで体調がぐんぐんアップしました。それで、もう少し現地に残って他のレースも使えないか進言しました」。そう語っていたのは現在、調教師となった加藤士津八調教助手(当時)だ。

 この進言が奏功する。ドンカスターマイルから中1週。急きょオールエイジドS(G1、芝1400メートル)に使ったハナズゴールは、出遅れて最後方を進む競馬になりながらも直線では大外を強襲。ラスト100メートルを切ってから先行勢をまとめて差し切り、自身初のG1制覇を海外で成し遂げた。3歳時には、のちの牝馬3冠馬ジェンティルドンナを並ぶ間もなくかわした(チューリップ賞)末脚を久しぶりに発揮して見せたのだ。

 ドンカスターマイルを好走したことで急きょ居残りを決め、もう1戦使うことになったのは今回のクルーガーも全く同じ。ウィンクスもいるここで勝ち負けに持ち込むのはそう簡単ではないだろうが、少しでもいい競馬を見せてもらいたいものだ。
(フリーライター)
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