ランスオブプラーナの平田厩務員 皐月賞当日が50歳のバースデー

2019年04月12日 05:47

競馬

ランスオブプラーナの平田厩務員 皐月賞当日が50歳のバースデー
皐月賞に挑むランスオブプラーナと平田厩務員 Photo By スポニチ
 28年に及ぶ厩務員生活で初めて出合った牡馬の大物が、大きな誕生日プレゼントをくれた。本田厩舎の平田厩務員はあさっての日曜日が50歳のバースデー。手塩にかけて育てたランスオブプラーナとともに、自身初の皐月賞に挑戦する。
 「ヴィッセル神戸のファンで、日曜の試合のチケットも持ってたんやけど、無駄になったね。きさらぎ賞で3着に来たぐらいからクラシックを意識して、毎日杯を勝てば皐月賞へ…と思っていたけど、本当に勝ってくれた。ずっと使ってきてるし、さすがに状態の上積みはないけど、使う毎に馬は立派になってるよ」

 最初に所属した福永甲厩舎では6勝を挙げたトキノスピカ、松田国厩舎では00年のすずらん賞を制したオイスターチケットや00年オークス3着のオリーブクラウンを手がけたが、重賞には手が届かなかった。本田厩舎に移り、17年のブリーダーズゴールドCをマイティティーで制して重賞初制覇。ランスオブプラーナで勝った毎日杯が、JRAで初の重賞タイトルだった。“孝行息子”の最大の武器は「競馬に対してマジメなこと」と即答する。
 「毎日杯のパドックでも他の馬のボロのにおいを嗅ぐ余裕があったし、今からしんどいことが始まるって感じじゃなかったね。競馬が生活の一部だと思ってるんじゃないかな。走るのが好きだから、ゲートも速いんだと思うよ」

 年明け4戦はメンバー中最多。それでも楽しく走っているからか、疲れは見せない。この感覚はどことなく人間と共通している。
 「距離のことをよく聞かれるけど、残り600メートルまで楽に行ければ大丈夫じゃないかな。いずれにしても気楽にいけるよ。今後のある馬だから、まずは無事に帰ってきてほしいね」
 レース前日の夜は、横浜の大学に通う次女と寿司を食べに行くと嬉しそうに明かす。公私ともに、楽しみいっぱいの週末となることは間違いない。

 ◆平田 佳久(ひらた・よしひさ)1969年(昭44)4月14日、京都市左京区出身の49歳。福永甲厩舎で厩務員生活がスタート。吉永猛厩舎、松田国厩舎、太宰義人厩舎を経て、本田厩舎へ。現在はランスオブプラーナとレクスミノルを担当する。お笑いコンビのチュートリアルの2人は小中高の後輩。
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