【紫苑S】エクランドール 切れ良く併入、余裕ローテで兄フィエールマンの道

2021年09月09日 05:30

競馬

【紫苑S】エクランドール 切れ良く併入、余裕ローテで兄フィエールマンの道
<紫苑S>Wコースでゴルトベルク(右)と併せ馬で追い切るエクランドール Photo By スポニチ
 秋の中山開幕デーを飾る秋華賞TR「第6回紫苑S」(3着まで優先出走権)の追い切りが8日、東西トレセンで行われ、エクランドール(手塚)は美浦Wコースで素軽い走りを披露。全兄でG1・3勝を挙げたフィエールマンと同じく、3歳秋での飛躍を期す。
 “小ぶりなフィエールマン”が、ゆったりと美浦Wコースに入った。18年菊花賞、19、20年天皇賞・春を制したフィエールマンの全妹エクランドール。兄も手がけた手塚師は「戦歴も似ているけど性格も馬体も走りも兄にそっくりなんですよ。一線級の中に入っても戦えるんじゃないかという感じです」と明るく話した。

 最終追いはゴルトベルク(4歳3勝クラス)と併せ馬。ディープインパクト産駒の牝馬らしい切れのある脚さばきが目を引く。内に入った直線、いっぱいに追われた僚馬とは対照的に馬なりのまま。3馬身の差を一瞬で詰めて併入した。5F68秒3、1Fは11秒4。手塚師は「仕上がりは良好です。春はWコースだと動けなかったけど体力がついて変わってきたね」と進化した動きに目を細めた。

 18年皐月賞、ダービーを見送り、ラスト1冠・菊花賞でG1初制覇を果たした兄。妹もカイバ食いに苦労した春はクラシック挑戦を見送った。この血統を知り尽くした陣営が秋を見据えた、ゆったりローテ。師は「正直、最初から“これは凄い”と思った兄との成長曲線は違うけど、体質が強くなり、毛ヅヤも随分と良くなった。馬体重も新馬戦くらい(430キロ)で出られるんじゃないかな」と休養でのパワーアップを認める。

 2戦2勝の負け知らずだがソダシなど同世代の一線級との対戦はまだ。それでも一流馬ぞろいの名門厩舎だからこその手応えがある。「ユーバーレーベン(今年のオークスを優勝)という対象が近くにいるからね。(比較しても)全然やれると思うよ。ここに出れば勝ち負けになるんじゃないか」。秋華賞(10月17日、阪神)に向けて、まずは優先切符獲得へ。フィエールマン、ユーバーレーベンという道しるべが、先に続く出世街道を照らしている。
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