今週の丸山元気!
モリノカンナチャン 調教後に変わり身があれば
2022年10月28日 15:00
ギャンブル
ラナキラ(土曜7R)の前走は初めての1000メートルで前半少し忙しい感じでしたが、最後はいい脚を使ってくれました。楽しみにしています。
テンナイトパール(土曜8R)は状態は悪くないですよ。最後は脚を使ってくれるので、あとはハマり待ちですね。
エニシノウタ(土曜9R)は春に乗せてもらって一度このクラスを勝っていますからね。距離が延びる点は正直やってみないとわかりませんが、いい脚を使ってくれるので、展開ひとつだと思います。
モリノカンナチャン(土曜11R)も終いは脚を使ってくれる馬ですが、調教で乗って北海道の時と比べると調子はもうひとつかなと言った感じ。調教後に変わり身があればいんですが…。
サムハンター(日曜7R)はいい馬ですよ。前走行き過ぎてしまい甘くなりましたが、マイペースで行ければもっとやれると思います。
ハピネスアゲン(日曜12R)は状態は悪くないので、あとは折り合い次第です。
今週も応援をよろしくお願いします。
◎山崎の見解
土曜日
3Rカトルショセット ☆
過去に現級でも好走歴はあるが、近走成績が一息。初ダートでどこまで変わるかだが…。距離短縮でもう一押しを狙うミレヴィーナス、叩いた上積み十分のスズノナデシコ、調教の動きがいいサクラファシナンテが上位候補か。
7Rラナキラ ☆☆☆
前走は初めての直線競馬でしかも内枠と厳しい条件だったが、ゴール前に目立つ末脚を使い3着と適性を示す好内容。条件2度目で慣れが見込め、今回も上位争い可能。前走はやや脚を余したメリヴェイユ、近走堅実なテセウス、スタートセンス上々のキリシマタウンが強敵か。
8Rテンナイトパール ☆☆
他力本願な面はあるが、最後はジリジリと脚を使うタイプで、過去に今回と同じ新潟ダート1800メートルでも現級3着の実績がある。やや低調なメンバー構成の今回、展開ひとつで食い込みがあっても。ダートでは大崩れがないスパークルアイズ、長期休養明けも素質は高いバーリンギャップ、前走は不利があったキガサが上位候補か。
9Rエニシノウタ ☆☆☆
距離は違うが、3走前に丸山騎手が騎乗して現級勝ちの実績あり。一瞬の脚を巧く使えるという意味では、内回り2400メートルという条件は合っている印象で、上位争いは十分可能。前走惜しい2着だったテーオーソラネル、使いつつ調子を上げているマイネルヒッツェ、新潟は相性が良いサンデイビスが強敵か。
10Rアルムファーツリー ☆☆
一戦毎に着順を上げ、だいぶクラス慣れしてきた印象。差しが利く今の馬場は合っており、展開ひとつで上位食い込みがあっても。荒れた馬場は得意のルルルージュ、末脚堅実なラキエータ、堅実なカフジテトラゴンが上位候補か。
11Rモリノカンナチャン ☆☆
展開に左右される面があり近走着順は一息だが、使っている末脚は悪くない。時計のかかる最終週の馬場は好材料で、展開ひとつで上位食い込みがあっても。本格化してきた印象のマイネルマーティン、渋太さがあるヘッズオアテールズ、前走の末脚が目立っていたカレンシェルブルが上位候補か。
日曜日
3Rグレイウェザーズ ☆☆☆
前走は10着だったが、ゴチャつく場面があり不完全燃焼。調教で動くタイプだけにダート替りがプラスに出る可能性は高く、スムーズなら一変しても不思議ではない。前走長くいい脚を使っていたクレメダンジュ、前走は不利があったグレンハイウェイ、渋太さ十分のアルナージェインが強敵か。
7Rサムハンター ☆☆☆
前走は結果的にハイペースで逃げる形になり7着だったが、2走前に2着と現級でもメドは立っている。マイペースで運べれば粘り込みがあっても。立て直して好仕上がりのワンダフルヘヴン、末脚堅実なデリシュレーヌ、前走はスタートで躓く不利があったスエトニウスが上位候補か。
9Rエシカル ☆☆
長くいい脚を使うタイプで、4走前に現級勝ち、3走前に現級2着など力は上位の存在。立て直して仕上がりは良く、最終週の馬場なら追い込みがハマる可能性も。新潟が相性がいいケンハービンジャー、気性に課題は残るが能力は高いテイデ、好仕上がりのラウルピドゥが上位候補か。
11Rショウナンバニラ ☆☆
前走は高速馬場に対応し3勝クラスを卒業したが、元々は時計のかかる芝が得意のタイプで最終週の馬場は歓迎。直線競馬の適性は証明済で、52キロの軽ハンデならオープンでも上位食い込み可能。テンのスピード十分のシンシティ、今年のアイビスSDの勝ち馬ビリーバー、末脚堅実なロードベイリーフが上位候補か。
12Rハピネスアゲン ☆☆
4戦連続で掲示板と安定した成績。直線ではしっかり脚を使えるタイプで、展開ひとつで上位食い込みがあっても。前走楽勝だったミッキーチャレンジ、好仕上がりのマンドローネ、長くいい脚を使うエーティーマクフィが上位候補か。
<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。