部下の4倍!リモハラで悩んでいるのは上司「常に訴訟リスクを考える」

2021年07月30日 05:30

社会

 新型コロナウイルスの感染が収束する気配を見せない中、働き方として在宅勤務やリモートワークが一つの選択肢として重要な位置を占めるようになった。同時に通常の就業場所を離れた勤務の従業員に対し、オンラインを介して行われるハラスメント「リモートハラスメント」(リモハラ)の問題がクローズアップされている。

 通信インフラサービス会社「ALL CONNECT」(福井市)が行った「上司と部下のリモハラ基準に関する調査」によると、「リモハラだと思う上司の言動」として、一番多かったのが「カメラを常時接続させる」が86.0%(複数回答、以下同)。次いで「部屋全体を映すように求める」(84.0%)「体形を話題にする」(74.7%)だった。

 実際にリモートワークで言われた言葉や内容で「最も嫌だと感じた」ものとしては「“太った?”と聞いてきた」(36歳女性)「“野鳥の鳴き声がうるさい”と言われた」(46歳男性)「飾っている絵が映ったらしく、その画家の作品について、うんちくを長々と聞かされた」(32歳女性)などの声があった。

 リモハラに悩んでいるのは一般社員というイメージが強いが、アンケートでは「悩んだことがある」と回答したのは、部下10.0%に対し、上司は40.7%と大きな差が出た。背景には部下が会社側にハラスメントを申し出ることで問題化する可能性があるなどの理由が考えられ、管理職の中には「セミナーを受講したり、専門家の意見を聞いて参考にしている」(37歳男性)「事務的に対応する」(52歳女性)「常に訴訟リスクを考える」(53歳男性)などの“対策”を講じている人もいた。

 調査は週3日程度リモートワークをする、全国の20~50代の男女300人を対象に行われた。
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