レナード離脱のクリッパーズが初の地区決勝進出に王手 東西両地区第1シードはともに崖っ縁

2021年06月17日 14:41

バスケット

レナード離脱のクリッパーズが初の地区決勝進出に王手 東西両地区第1シードはともに崖っ縁
ジャズのゴベアをかわしてシュートに持ち込むクリッパーズのジョージ(AP) Photo By AP
 NBA西地区第4シードのクリッパーズは16日、敵地ソルトレイクシティー(ユタ州)で第1シードのジャズを119―111(前半60―65)で振り切って3勝2敗。今ポストシーズン11試合で平均30・4得点を挙げていた大黒柱のカワイ・レナード(29)が右膝の故障で戦列を離れるというアクシデントに見舞われたが、ポール・ジョージ(31)が40分出場してともに今ポストシーズン自己最多となる37得点と16リバウンドを稼いでこのシリーズでは連敗のあと3連勝を飾った。
 マーカス・モリスSR(31)は25得点、レジー・ジャクソン(31)も22得点をマーク。レナードに代わって先発した2季目のガード、テレンス・マン(24)も13得点を記録して今ポストシーズンでは1回戦(対マーベリクス)を含めてロードでは4勝目を挙げた。

 1970年にバファロー・ブレーブスとして誕生したクリッパーズはまだファイナルはおろか地区決勝にさえ進出したことはないが、地区準決勝でシリーズ制覇に王手をかけたのは2年連続。ただし昨年は3勝1敗からナゲッツに3連敗を喫して敗退しただけに、今季の巻き返しが注目されるところだ。

 今季リーグ最高成績(52勝20敗)をマークしたジャズは崖っ縁。ボヤン・ボグダノビッチ(32)が9本の3点シュートなどで32得点を稼いだが、ドノバン・ミッチェル(24)は今ポストシーズンでは自己最少の21得点に終わり、30得点以上は6試合連続でストップした。

 一方、東地区第1シードの76ersは地元フィラデルフィア(ペンシルベニア州)で第5シードのホークスを相手に第3Q序盤で26点のリードを奪ったものの、第4Qで19―40と後手に回って106―109(前半62―40)で逆転負け。センターのジョエル・エンビード(27)は39分の出場で37得点、13リバウンド、4ブロックショット、セス・カリー(30)が7本の3点シュートなどで36得点を挙げたが、チームは残り4分23秒から0・1秒までノースコアに終わった。

 今ポストシーズンで平均23・2得点を記録していたトバイアス・ハリス(28)は38分出場しながら4得点どまり。ベン・シモンズ(24)は8得点と9アシストを記録したものの、極端なスランプに陥っているフリースローを14本中10本も外し、これが結果的にスコアに影響する形となった。211センチのポイントガードとして攻守両面でチームに貢献しているシモンズの今季のフリースロー成功率は61・3%だったが、今ポストシーズンでは10試合で32・8%にまで低下。現状では故意にフリースローラインに立たせられる“ハック”の対象となるだけに、ドック・リバース監督(59)にとっては頭の痛い問題となってきている。

 ホークスではトレイ・ヤング(22)がシモンズとは対照的にフリースローを19本中17本成功させて両軍最多の39得点をマーク。102―104で迎えた第4Qの残り1分26秒には3本のフリースローをすべて決めて試合をひっくり返した。

 なお7試合制のNBAプレーオフで2勝2敗となったケースは過去213回。このうち第5戦を制したチームが176回シリーズを制しており、クリッパーズもホークスも“V率”は82・6%となった。

 <地区準決勝の組み合わせと経過>
 ▼東地区
(1)76ers―(5)ホークス(ホークスの3勝2敗)
(2)ネッツ―(3)バックス(ネッツの3勝2敗)
 ▼西地区
(1)ジャズ―(4)クリッパーズ(クリッパーズの3勝2敗)
(2)サンズ―(3)ナゲッツ(サンズ4勝0敗で地区決勝に進出)
 *カッコ内の数字は地区全体順位

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