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村上茉愛もSNS中傷経験 「すごく残念、悲しかった」 取材エリアで大粒の涙

2021年07月29日 23:07

体操

村上茉愛もSNS中傷経験 「すごく残念、悲しかった」 取材エリアで大粒の涙
<東京五輪 体操 女子個人総合決勝>段違い平行棒の演技を行う村上茉愛(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【東京五輪第7日 体操・女子個人総合決勝 ( 2021年7月29日    有明体操競技場 )】 女子個人総合決勝で村上茉愛(24=日体ク)が合計56・032点をマークし、五輪での同種目日本勢最高となる5位に入った。
 4種目で納得の演技を揃え、取材エリアで笑顔を振りまいていた日本女子のエースが、ある質問に対して答える際に大粒の涙を流した。

 最近、問題となっているアスリートのSNSなどへの誹謗(ひぼう)中傷コメントの書き込みについて問われ、インスタグラムを活用している村上は「ありました。団体のを投稿した時に嫌なコメントを見てしまって残念で。見たくなくても見てしまう。勝手に入ってきてしまう。すごく残念というか、悲しかった」と涙を流しながら話した。

 新型コロナウイルス禍での五輪開催で賛成派と反対派に分断され、アスリートが自らの言葉で語ることをためらうことも多くなった。村上も「本心が言えない部分もあった」とする一方で、「そういう人を見返したいとこの1年、頑張ってきた」と話していた。

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