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“北島2世”翔馬まさか…準決勝で敗退「みっともない姿を見せてしまった」

2021年07月29日 05:30

競泳

“北島2世”翔馬まさか…準決勝で敗退「みっともない姿を見せてしまった」
男子200メートル平泳ぎ準決勝、泳ぎ終え悔しげな表情の佐藤翔馬(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【東京五輪第6日 競泳 ( 2021年7月28日    東京アクアティクスセンター )】 男子200メートル平泳ぎで金メダルを狙った佐藤翔馬(20=東京SC)は準決勝全体10位に終わり、決勝に進めなかった。2分6秒40の日本新で優勝した4月の日本選手権までは右肩上がりに成長を続けたが、内定後は低迷。腰痛やアレルギーによる目の腫れなどに悩まされ、思うように練習を積めなかった。
 筋力トレにより6月には体重が約3キロ増。泳ぎが崩れたために再び体を絞ったが、調子は取り戻せなかった。五輪本番でも予選、準決勝ともに2分9秒台に低迷。北島2世と称される逸材は本家のように大舞台で力を出せず「優勝と言っていたのにみっともない姿を見せてしまった。2分6秒台を出せる実力があっても、こういう場で出さないと意味がない」と唇をかんだ。

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