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体操金の橋本大輝 跳馬得点で中傷 “疑惑の判定”演技への謝罪と訴え「採点競技は主観的ではなく客観的」

2021年07月30日 08:13

体操

体操金の橋本大輝 跳馬得点で中傷 “疑惑の判定”演技への謝罪と訴え「採点競技は主観的ではなく客観的」
橋本大輝 Photo By スポニチ
 体操男子・個人総合で金メダルを獲得した橋本大輝(19=順大)が29日夜、自身のインスタグラムを更新。金メダルの報告とともに、公式の採点結果も公表。SNSで誹謗(ひぼう)中傷が寄せられていることにも言及した。
 「昨日男子個人総合でオリンピック金メダルを獲得することができました!」とあらためて金メダルを報告。「獲得することができたのは家族の支え、今まで指導してくださった方々、私に携わってくれた方々のおかげだと思います。また、東京オリンピックを開催するにあたりIOC、JOCをはじめとする携わった方々、会場や選手村でボランティアを行なっている方々に感謝しかありません」と周囲や大会関係者に感謝しつつ、「この状況下の中で私は1人でも多くの方が開催して良かったと思っていただけたら嬉しいです。祝福のメッセージも寄せられて私は多くの人に応援してもらっていると感じ、自分のことのように喜んでもらえてることが嬉しいです!」と表彰台での3ショットとともに喜びをつづった。

 「一方、SNSでの誹謗中傷とみられるメッセージもあります」と採点を巡る誹謗中傷にも言及。「跳馬の点数がおかしいかもしれませんがFIGから正式な採点結果が出ました。減点項目がしっかり明記されています」と説明し、判定結果の写真も公表。そのうえで「また、東京オリンピックという舞台で疑惑の判定となってしまう演技をしてしまったことは申し訳ありません」と自身の演技を謝罪。「私たちアスリートは時には厳しい結果や点数を受け入れなければいけない時があります。今大会の私のつり輪もそうです。採点競技は主観的ではなく審査員による客観的な採点で評価されます。他の選手も知った上で体操競技というスポーツで競っていると思います」と訴えた。

 「まだ大会は終わっていませんが今大会において多くの選手とオリンピックという舞台で競い合うことが私にとって大きな経験となりました。互いを称え合い切磋琢磨できることがスポーツの魅力であると思います。そのため国の代表選手として努力してきたアスリートを認め、称賛する人が増え誹謗中傷とみられる行為を行う人が少なくなることを願っています」と呼びかけ。「心配してくださって方々ありがとうございます。種目別の鉄棒も出るので応援よろしくお願いします!」と前を向いた。

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