涙の銅!渡辺「やるしかないと2人で腹をくくった」 歴史塗り替え…東野「後輩に楽しさ伝えられたら」

2021年07月30日 14:45

バドミントン

涙の銅!渡辺「やるしかないと2人で腹をくくった」 歴史塗り替え…東野「後輩に楽しさ伝えられたら」
<混合ダブルス3位決定戦>銅メダルを獲得し歓喜の渡辺(左)と東野(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【東京五輪第8日 バドミントン混合ダブルス3位決定戦 ( 2021年7月30日    武蔵野の森総合スポーツプラザ )】 バドミントン・混合ダブルスの3位決定戦が行われ、世界ランキング5位の渡辺勇大(24)、東野有紗(24)組(日本ユニシス)が、香港の鄧俊文(26)、謝影雪(29)組を下し、銅メダルを獲得した。第1ゲームを21―17で先取。第2ゲームは23―21で接戦をものにし、2-0で勝利した。
 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――率直な感想は。
 渡辺「素直にうれしい。2人で最後まで諦めずにプレーした結果。遠藤さんも昨日声かけてくれて、切り替えて頑張れと言ってくれたので。3人で獲った銅メダルだと思っています」
 東野「素直にうれしい。遠藤さんだったり、いろんな先輩方の思いと一緒に戦ってきた。先輩方と一緒に頑張って勝ち取った銅メダルだと思います」

 ――昨日の準決勝の敗戦からの切り替えは。
 渡辺「素直につらかった、しんどかった。いろんな期待とかプレッシャーに押しつぶされそうで、会場に来るまでも逃げ出したくて。試合をしたくない気持ちはたくさんありましたけど、やるしかないと2人で腹をくくった。内容はいいと言えないですけど、最後は気持ちのぶつかり合い。先輩に声かけてもらって、僕が折れそうになっても踏ん張らせてくれた。2人の気持ちだけの勝利だった」

 ――東野は昨日の敗戦後に涙をためていたが。
 東野「勇大君と目指していたのは金メダルだった。昨日は凄く悔しかった。帰ってからもご飯の食べる気にならなかった。先輩方が、一緒にご飯行こうと言ってくれたり、隣で励ましてくれたり。今日の試合を忘れて明日の準備をしな、と声を掛けてくれたので、切り替えることができました」

 ――長身の相手への作戦は。
 渡辺「まずはミスしないように。相手もミスも少なく、左左のペアなので頭を使って、相手のバック側でラリーを展開したり。フォア側でラリーを展開されている時はシンプルに我慢で。相手のミスマッチでよくて。最後の最後、競った場面は上から沈めて、僕らの攻撃の形を作ればうまく得点を重ねられると思った。それがぐちゃぐちゃながらにも、相手がプレッシャーに感じてくれていたと思う。内容は決して良くはなかったですけど、ちょっとした意識がポイントになって勝てたのかなと思います」

 ――東野は誰とご飯に行ったのか。
 東野「たまたまご飯に行ってくれた方なんですけど。奥原さん、福島さん、永原さんです」

 ――福島・富岡高で初のメダリスト。歴史を塗り替えた。
 東野「素直にうれしいですし。後輩たちも凄く応援してくれて、凄く力になった。後輩たちにも混合ダブルスって楽しんだよ、面白いんだよと伝えられたらいいんじゃないかなと思います」

 ――富岡一中時代にペア結成してから振り返って。
 東野「中学校からだったので、最初の方は何て声を掛けたらいんだろうとか。男女のペアなので、どういうふうに勇大くんに声を掛けたら良いんだろうと悩んだりした。(代表コーチの)ジェレミーさんが来てくれて、コミュニケーションとることは大事だよと教えてくれた。そこから勇大くんってこうやって思っているんだとか。いろいろ考えられた。本当に勇大くんが組んでくれてよかった。勇大くんが自分のパートナーでずっとい続けてくれてよかったです」
 渡辺「福島の生活がなかったら先輩とも組めていない。この年齢で10年目というのは、世界見ても少ない。先輩だからきっと僕をコントロールできたと思う。先輩だから僕も一緒にやってこられた。福島で培われたいろんなものがこうやって色は違えど、2人で成果として結びついてくれた。素直に誇りに思います。福島での6年間は僕の競技人生において間違いなくこれからも大事な1ページになってくれる」

 ――渡辺はバドミントンで日本男子初のメダルになる。
 渡辺「あまり深くは考えてなかった。メディアの方にそう言ってもらってうれしくおもう。僕の成績を抜いていく選手、後輩たちはどんどん出てくると思う。1人目として名を連ねることができたのは素直にうれしい。いろんなものを伝えられる人間に少しでもなれたのかなと思う。いろんな方や後輩たちにいろんな思いを伝えたい。いろんなアドバイスを送りたい。これからもレールを一緒につくってほしい。まだまだこの座を譲る気はない。いろんな人と一緒に切磋琢磨(せっさたくま)してここまで来られた。そうやって僕は成長していくと思う。まずは先輩に感謝の気持ちを伝えたい。素直に男子では日本で初めて、ということに対してうれしいとしか出てこない」

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